常任委員会開催日、２日目は私の所属する市民経済常任委員会と建設水道常任委員会が開かれた。

□赤利根的ピックアップ
「アーツ前橋、賠償４００万円」
・アーツ前橋における借用作品の紛失に係る和解及び損害賠償の額を決定することについて
収蔵候補作品選定のために借用していた作品６点が紛失した問題で２人の遺族に損害賠償金計４００万円を支払うことで和解の合意がなされたことが報告された。３月定例会で議案として上程する。紛失した作品が発見された場合、民法の規定を踏まえ、相手方は同作品を本市に無償で寄贈することになる。また、市として作品紛失及び相手方に対する伝達の遅れに係る経過等を記した関係文書を永年文書として保管するとともに、アーツ前橋の職員が閲覧・共有できる状態にするものとし、また、同館の刊行物において開館以後の沿革を掲載する際には、本件について記録することを原則とする。

「どうなるテルサ」
・民間活力導入による前橋テルサ活用事業に係る優先交渉権者の辞退について
優先交渉権者となっていた株式会社イートクリエーター(東京都中央区)が辞退した。辞退の主な理由としては、①人材不足・建築資材不足等を背景とした工事コストの高騰に対応するため、テル サ活用事業全体の見直しが必要になっていたが、活用事業で見込んでいる事業収 益では、当初の想定を大きく上回る規模の事業費を賄うのが極めて困難であり、 事業採算性を維持することができないため。②「『フィットネス・プールの機能維持』に配慮すること」との公募条件を理解した うえで、提案事業の実現に向け具体的な検討を重ねたが、これを実現することと 事業の収益性とのバランスをとることは困難であると判断したため。

前橋テルサに関しては事業提案型公募の再実施の適否を含め、対応策を早急に検討するとのことだったが、株式会社イートクリエーターの提案が「日本のデジタルシティの中心地」前橋を牽引するPR拠点とのことであったので前橋テルサでなくてもその他の建物に誘致を促進してもらえるように要望した。

□市民経済常任委員会議題一覧
１、前橋市公民館条例等の改正について(生活課・大胡支所・文化国際課)
２、前橋市斎場条例の改正について(市民課)
３、前橋市印鑑登録及び証明に関する条例の改正について(市民課)
４、アーツ前橋における借用作品の紛失に係る和解及び損害賠償の 額を決定することについて (文化国際課)
５、六供町コミュニティクラブの移転新築事業について(清掃施設課)
６、土地の買入れについて(駒寄スマートIC産業団地) (産業政策課)
７、民間活力導入による前橋テルサ活用事業に係る優先交渉権者の辞退について (産業政策課)
８、前橋市プレミアム付商品券の使用状況等について (にぎわい商業課)
９、まえばし飲食店応援キャンペーンの応募状況等について
その他
１、まえばし堀越町太陽光発電所における電線の盗難等について (阿部委員からの質問)

□ 建設水道常任委員会議題一覧
１、前橋市北代田町東地区地区計画の区域内における建築物の制限 に関する条例の制定について (建築指導課)
２、前橋市建築基準法関係手数料条例の改正について(建築指導課)
３、前橋市都市の低炭素化の促進に関する法律関係手数料条例の改正について (建築指導課)
４、前橋市建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律関係手 数料条例の改正について (建築指導課)
５、前橋市富田地区地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の改正について(建築指導課)
６、前橋市営住宅設置条例の改正について (建築住宅課)
７、前橋市道路構造条例の改正について (道路建設課)
８、市道の認定及び廃止について(道路管理課)
９、公の施設の指定管理者の指定について(前橋駅東側自転車等駐車場ほか) (道路管理課)
１０、公の施設の指定管理者の指定について(前橋市粕川温泉元気ランド) (公園管理事務所)
１１、公の施設の指定管理者の指定について(荻窪公園の温水利用健康づくり施設) (公園管理事務所)
１２、水道料金改定に伴う負担軽減事業の実施状況について (経営企画課)
１３、鉛製給水管取替工事助成制度の見直しについて(水道整備課)
１４、県央第二水道の受水単価引下げと受水量増量について (水道整備課・経営企画課・浄水課)

□本日のめぶき　「白井屋ホテルラウンジリニューアル」

白井屋ホテルのラウンジがリニューアルするということでお邪魔した。居酒屋利用とまでは行かないが以前よりカジュアルに使える感じとなっている。まちのリビングを目指しているということなので私もリビング的に利用していきたい。

２月２２日（水）１８：００〜リニューアルオープン。

前橋市議会議員　岡 正己