2023年10月7日
エコトーン。
アーバンデザインシンポジウムへ。会場は広瀬川サンワパーキング5階(城東町立体駐車場)です。ここは昨年、Gokujyo音楽階というイベントを行った場所です。雨天のため屋上から5階へと会場を移して実行しましたが音が反響して駐車場付近に届いてしまったという苦い思い出があります。
このようなシンポジウムなら特に苦情もなさそうです。
立体駐車場自体を目的地にすることで駐車場付きのイベント会場になります。新しい価値の創造です。
前橋市市街地整備課からの報告、ランドスケーププロダクツ平賀氏、建築家の平田氏からの講演、その後山本龍前橋市長交えてのクロストークという構成です。
時間の関係で最後のクロストークは聞くことができませんでしたがお二人の公園の中にはさまざまなヒントがありました。特に平賀氏の前橋の地形などから紐解いていく考え方には誰もが納得させられるものがあります。
風の方向など様々な要因から土地の文化は形成されているのです。特にエコトーンの話やsocity5.0を噛み砕いていくという部分にはこれからの未来のヒントがあると感じました。
夜は昨日に引き続き山車飾り付けの続きです。
□本日のめぶき 「エコトーン」
エコトーンとは、生態学において、陸域と水域、山林と平野など、異なる環境が連続的に推移して接している場所。エコトーンは、多数の生きものが棲息できる環境であるため、種の多様性も個体数も大きくなる。人類が文化(culture)の進化を遂げるのは常にこの場所からである。一方で、文明(civilization)の終焉はエコトーンを喪失するときである。
前橋市議会議員 岡 正己