2024年6月2日
山浴(sanyoku)。
とにかく忙しい1日でした。朝から息子の学校の後援会、新理事研修(昨年度受けれなかったので)、理事会後、急いで娘の学校の文化祭へ。自転車を車に積んで、実家に車を置き園から自転車移動というなんとも忙しいスケジュール。学校の様子などを確認できました。もちろんご飯を食べる時間もなく全て分刻みのスケジュールとなりました。そして赤城山方面へ。
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山浴(sanyoku)という言葉をご存知でしょうか?その名の通り“山を浴びる”という造語なのですが、ただ山に行くだけではなくて五感をフル活用して山の全てを受け止めるというものです。ではどうやって受け止めるのか?そうです、サウナです。
この山浴は、前橋市地域お越し協力隊の三井隊員の試みで、山の中で場所を変えながらテントサウナを設置し、川で沐浴し、木々を眺めながら山の中の風、音、匂いを感じるというものです。今回の場所はこちらの地図の水辺の広場付近です。
SUBARUふれあいの森 赤城(〒371-0101 群馬県前橋市富士見町赤城山1−2)の中です。
吊り橋を渡り2〜3分で現地に到着です。
こちらです。サウナ後にそのまま赤城白川に入れるロケーション。その後はこちらで整います。
見える景色はこんな感じです。
とにかく最高。川のせせらぎに鳥の声、街で感じる空っ風とは違い、母なる赤城の優しいそよ風は誰がなんと言おうとプライスレスです。まちなかからこの環境に1時間かからずに到着できるというのもかなり大きなメリットです。
バッテリーでサーモグラフィーを稼働させているので自分の体内の温まりが確認できます。とにかく「山浴」大成功なんじゃないでしょうか!今後も前橋市地域おこし協力隊、三ツ井隊員に期待しています。
□本日のめぶき「ファッションの糸口」
その後はそのままアーツ前橋のトークショーへ。
vol.4「生き抜くためのファッション教育 − coconogaccoのアトリエから」
coconogacco設立から16年。「世界と自分自身の装いの原点に向き合いながらファッションを学ぶがっこう」の歩みを振り返りながら、そのメソッドの今日性について考えるトークセッション。
日時|6/1[土]午後6時10分〜午後7時30分頃 *午後5時40分よりアーツ前橋1Fエントランスで受付開始
講師|谷川嘉浩(哲学者)× 津野青嵐(アーティスト)× 山縣良和
会場|アーツ前橋 地下ギャラリー
定員|50名 →[定員に達したため受付終了]
参加費|無料 *要観覧券
谷川嘉浩(たにがわ・よしひろ)……1990年兵庫県生まれ。哲学者など。京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程修了。博士(人間・環境学)。現在、京都市立芸術大学美術学部デザイン科講師。単著『人生を外れるための衝動のみつけかた』(筑摩書房)、『スマホ時代の哲学』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)、『鶴見俊輔の言葉と倫理』(人文書院)など。共著『ネガティヴ・ケイパビリティで生きる』(さくら舎)、Whole Person Education in East Asian Universities, Routledgeなど。
津野青嵐(つの・せいらん)……1990年生まれ。アーティスト・ファッションデザイナー・看護師。看護大学を卒業後、精神科病院で約5年間勤務。病院勤務と並行して「coconogacco(ここのがっこう)」で学ぶ。2018年、欧州最大のファッションコンペティション“International Talent Support” にて日本人唯一のファイナリストに選出され、3Dペンで作った服が注目される。2019年「当事者研究」発祥の地である北海道「浦河べてるの家」(精神障害当事者等の地域活動拠点)に勤務(2022年退職)。現在は東京工業大学修士課程にて、「ファット」な身体との付き合い方を、衣服の共同制作を通して研究中。