2018年9月28日

水増し。

前橋市議会平成30年第3回定例会が閉会した。
提出された議案は全て全員賛成または賛成多数で可決。

私にとっては一年目とは違う想いの決算委員会となった。
自分が審査した予算の決算なので見えてくるものが違う。
決算なので審査はするが、それが覆るということは難しい。

しかし、そこから今後の政策に活かせるものはある。
実際はどうだったのか、効果測定をして行くことで未来につなげる。

最終日の各派代表者会議で、全国的な問題となっている障害者の雇用水増し問題で、
前橋市も不適切な算定があったと報告があった。

以前より調査中としていたが、蓋を開ければ前橋市も水増しをしていた。
医師の診断書で判断、障害者手帳で判断など理解が違っていたといえどダメはダメ。

障害者雇用の本来の意味はなんなのか。
それは雇用率の何%という数字を達成していれば良いのか。

数字に追われて本来の意味を見失っている。

診断書で障害者と判断した人で本人が知らない間に障害者としてカウントされていたとの答弁があった。

「知らない間に障がい者」

本人が知らない間に雇用率に含ませていたというのはあってはならない。
数字をクリアーするためだけに書類上の手続きをしていた。
前橋市の行政の中で「県が、国が」というのは本当によく出てくる。

国、県に従っていても今回のように間違うことはある。
しっかりと今を疑い、自分の頭で考えて自分の足で行動する。
これからの時代に必要な感覚だ。

前橋市は新しい価値の創造都市を目指す。
行政職員一人一人がそのことを肝に命じてほしい。

前橋市議会 議員 岡 正己

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