2018年10月25日

まちなか再開発。

前橋市議会10月、市民経済常任委員会、建設水道常任委員会
魅力あるまちづくりと交通政策特別委員会の3委員会が開かれた。

常任委員会では報告、特別委員会では意見交換が行われた。

様々な報告があったが、なんと言っても
建設水道常任委員会での「千代田町中心拠点地区再開発事業について」
である。

前橋の中心市街地「まちなか」と呼ばれる場所の再開発についてだ。
「まちなか」は前橋の顔だ。

今までも再開発の話が持ち上がったが頓挫した歴史もある。
慎重に行わなければならない。

前橋市は32名いる地権者の一人として、再開発準備組合に参加した。
前橋市は前橋中央駐車場等の広大な面積の地権者である。
リーダーシップが求められるのは当然だ。

対象エリアは千代田町2丁目4番街区、8番街区と11番街区の一部、千代田町4丁目7番街区となっている。

2丁目4番街区は国道17号と立川町大通りに囲まれたのスズラン百貨店のスポーツ館があるエリア。
2丁目8番街区は前橋中央駐車場等のことだ。
2丁目11番街区はスズラン百貨店新館と中央通りに挟まれたエリア。
4丁目7番街区はスズラン百貨店本館のことだ。

つまりその大部分をスズラン百貨店と前橋市が持っているということになる。合計の区域面積は約2.3ha。

今後の予定は、
平成30年度 業務代行者選定
平成31年度 都市計画決定、調査設計等、組合設立許可
平成32年度 権利返還計画認可、既存建物除去、建築着工
※建築工事の完了については、施工規模等により今後検討

イメージ図には複合施設、教育施設、業務施設、自走式立体駐車場、宿泊施設、商業施設が描かれている。

地元自治会や商店街の方からのアンケートを元にしたと言う。

商業施設というのは老朽化が問題視され、地権者である
前橋の老舗デパート「スズラン百貨店」だと思われる。

まずはビジョンが大切である。何が、誰がめぶくのか。

イメージ図はあくまでもイメージであると思われるが
いろいろ予想される。

教育施設というのは図書館のことなのだろうか。
宿泊施設とあるが、どのような宿泊施設なのか。

駅前にもビジネスホテルは建設されている。
まちなかの問題は前橋市民全体の問題だ。

地権者や自治会のみならず専門家の意見も必要だ。
前橋の明るい未来を予想できる方々。

いわゆる全国チェーン店のような地域の利益を搾取するようなものであってはならない。

とにかく前橋がまちなかがめぶかなければ再開発の意味がない。

議会を中心に市民でしっかりと監視していかなくてはならない。
地域経営の元しっかりと稼ぐまちにならなくては未来はない。

前橋市議会 議員 岡 正己

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