2018年12月24日

成功。

成功とはなにか。目標を達成すること、目標以上になること、ミラクルが起きること。

「赤城山ブリザードサウナ」の着想からちょうど一年、平成30年12月23日に赤城山の新しい価値が創造された。
クラウドファンディングで目標金額以上を集められたことももちろん成功の1つだが、やはり一番は、赤城山に住み暮らす人達にその価値を認識してもらえた事だった。

皆、極寒の気温の中、水着一枚で水風呂に入る。そして身体中の皮膚全体から赤城山の天然ミストを浴びる。

赤城山には立ってられないくらいのブリザードが吹く事がある。私も一度体験した事があるが5メートル先も確認できないほどホワイトアウトして猛烈な風と寒さで軽いパニック状態に陥る。

しかし、その体験は絶対に忘れない体験だった。
今年は特に暖冬で、銀世界のような景色も暖かさにより溶けてしまっていた。しかし、それにより現地までの路面状況はとても良好となった。今回のイベントは天気と密接に関わっている。ある意味天気を味わうイベントだ。その時の天気は誰にも操作できない。自然を味わう事が贅沢となる。

当日は濃霧によりとても幻想的な雰囲気が大沼湖畔に広がっていた。
皆、天然の外気浴、極寒のミストによりテントサウナ内で火照った体を冷やす。

テントサウナ内はサウナストーブの上にサウナストーンを置き温度を上げる。そこにロウリュと呼ばれる白樺の枝の束で水をかけ蒸気を充満させる。テント内の温度は瞬間的に120℃近くになる。
白樺の香りと体全体から染み出してくる汗で毛穴の中からキレイになったような感覚となる。その後プールで体を引き締める。するとどうだろうか。裸なのにいつまでも要られそうな気分になってくる。体の芯から熱を放出してくるような感覚になる。まさに活性化してくるのだ。

はっきり言って、どの季節も赤城山のサウナは最高だと思う。作り方によっては全国から訪れるものにする事ができる。
しかし、それを外の人たちがやったところで意味がない。中の人、つまり赤城山の人たちが自発的に創造していく事が何よりの活性化となる。私たちが出来ることはあくまでそれのお手伝いだ。

赤城山は前橋市の宝だ。赤城山という宝があるからこそ、まちなかは情報発信や集積場所としての機能も求められてくる。赤城山をフルに活かさなくてない勿体無い。

新しい価値の創造、それは今を疑うことから始まる。
そういう意味では今回の「赤城山ブリザードサウナ」は本当の成功と言える。
あとはこの影響をどこまで広げられるか、スピード感も求められる。

とにかく2018年のビッグイベントが無事に終了した。

前橋市議会 議員 岡 正己

 

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