2018年9月20日
全力疾走。
読書の秋、食欲の秋、スポーツの秋。
群馬県立敷島公園補助陸上競技場で前橋市立第三中学校(三中)の体育大会が開催された。
母校の体育大会を見るのは何かとても特別な気分だ。
100メートル走女子。全力疾走。
バタリと転んでしまい、膝と手からは血が滲み、
走るのをやめてしまいそうになっていた生徒に友達が声をかける。
「がんばー!がんばだよー!」
なんとか立ち上がりゴールへと向かうその姿はなんとも美しい。
生徒、保護者、関係者などが見ている中、恥ずかしかったし痛かった。
中学生というなんとも独特な時期にはとても屈辱であったと思う。
それも一生懸命にやるからである。
全力で取り組む、だからこそ悔しい。
自分が中学生の時はどうだったのか。
全力で取り組んでいたのか。
頑張っている生徒たちを見ながら当時の自分を思い出す。
悔しい思いは年齢とともに少なくなっていくように思う。
知らず知らず諦めていないか。
全力でやることに意味がある。
前橋市議会 議員 岡 正己