2019年2月19日

2月常任委員会。

2月の常任委員会開会日、初日は総務常任委員会と教育福祉常任委員会の二つ。私は教育福祉常任委員会に所属しているが、3月に役員改選が行われるため1年間所属した委員会も最後となった。委員長、副委員長、委員も、この組み合わせは一度きりだ。

総務常任委員会議題

1報告事項
(1)学校教育法の改正に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について
(2)前橋市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の改正について
(3)前橋市一般職員の給与に関する条例の改正について
(4)前橋市職員の特殊勤務手当に関する条例の改正について
(5)包括外部監査契約の締結について
(6)前橋市災害時受援計画の策定について
(7)本市における基幹統計の状況について
(8)消費税率の引き上げ伴う関係条例の整備に関する条例の想定について
(9)前橋市庁舎構内等駐輪場使用条例の改正について
(10)群馬県市町村総合事務組合の規約変更に関する協議について

様々な条例の制定や改正が報告された。(9)今年度検討していた前橋市庁舎内駐車場及び前橋市立図書館の使用料が無料になる。

教育福祉常任委員会議題
1報告事項
(1)学校教育法の改正に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について
(2)幼児教育無償化について
(3)JR前橋駅北口地区第一種市街地再開発事業に係る子育て支援施設の設置について
(4)前橋市介護医療院の人員、施設及び設備並びに運営に関する基準を定める条例の制定について
(5)消費税の引き上げに伴う関係条例の整備に関する条例の制定について
(6)国民健康保険運営協議会への諮問及び答申等について
(7)平成30年度第1回教育情報システム利活用推進委員会の会議結果について
(8)土地の買い入れについて
(9)適応指導教室の新たな支援と体制について

国の動きに応じての条例の制定など。消費税が引き上げになることで市有施設の使用料等も引き上げるという内容もある。国に順じることだけが全てではない。市民負担を考えて使用料を据え置きという選択肢もあるのか。と他議員の質問を聴きながら思った。そこに独自性を出すこともできる。子育て部分など前橋市の強みをさらに強調するというアピールもできる。

(2)幼児教育無償化については、2019年の10月から実施となる。施設は、公立施設、民間保育所、認定こども園、認可外保育施設など種類も様々。また、対象年齢や対象金額もそれぞれ区分があるのでとても複雑だ。前橋市は第三子以降の保育料無償化などを実施していたためその関係もあり、保育料は無料になるが、副食材料費を新たに徴収する家庭もある。無償化されると、3歳未満児と、満3歳児の入所希望者が増加する。受け皿は大丈夫か。課題はある。

(3)前橋駅北口再開発について。市の権利床として取得する部分には、福祉施設として「子育て支援施設」を設置することになっているため報告があった。2019年着工、2022年施設オープン予定。この再開発については、平成29年9月26日 JR前橋駅北口地区再開発事業協議会と株式会社大京で基本協定を締結していたが、平成30年12月21日株式会社大京が事業か困難となったため基本協定の解除に伴う申込書を協議会に提出。その結果、事業内容を引き継ぐものとして、ファーストコーポレーション株式会社と東京建物株式会社を事業実施者とすることになり、平成31年2月7日に株式会社大京と締結した基本協定を解除し、同日付でファーストコーポレーション株式会社と東京建物株式会社を新たな事業施工者とする基本協定を締結した。

(7)昨年の前橋市教育情報ネットワークへの不正アクセスを受けて、教育情報システム利活用推進委員会の会議結果についての報告。今後の体制、セキュリティーポリシーなどが協議された。

教育福祉常任委員を1年間努めさせていただきとても力がついたように思う。私自身が子育て世代ということもあり、教育に関しては興味もあり様々なアイデアもあるが、福祉についてはなかり苦戦した。命に関わる部分が多く、やらなければならないことが山積みだ。その中でも様々な事例から問題解決を探る。今年一年予算書を通じて得たものはとても大きかったように思う。この経験を次に活かしていきたい。

前橋市議会議員 岡 正己

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