2020年1月23日

攻防戦2。

委員会開催日。

前橋市議会最大会派「新政まえばし」から11人が抜けて新会派「前橋令明」が結成された。前橋市長選挙に伴って支持する候補者の違いから分裂となった。私は初めての経験だったが市長選挙の時は毎回何かしらの変化が起こるという。市長選挙に向かって攻防戦は続く。

私の所属する市民経済常任委員会が開かれて2つの報告事例があった。
1、マイナンバーカードの取得促進等について
2、まえばし観光PR特使の制定(委嘱)について

1、2121年3月末からマイナンバーの健康保険証利用の本格導入が予定されており、2023年3月末には概ね全ての医療機関等での導入が予定されている。それに目掛けてマイナンバーの交付を促進させようと様々な取り組みが行われる。現在のマイナンバー取得率は令和1年1月現在14.9%にあたる50,153枚交付されている。ちなみに全国平均は14.8%なので全国平均より0.1%多い。その数を令和3年4月1日に47.1%の159,041枚にするというのだから大変だ。ちなみにこの数字は国が示した下限値である。

来年度からマイナンバーカードのマイキーID を利用したポイント制度が始まる。ポイント還元率が25パーセントだというので2万円の買い物をしたら5000円分のポイントが付くことになる。やはりここまでやらないと交付の促進は見込めないのか。とにかく令和2年はマイナンバー交付促進が騒がれそうである。

今後の取り組みとしては、国のモデル事業となる群馬県総合交通センターにおける出張申請がある。免許更新者等をターゲットに交付の促進を図る。また企業等への出張申請も予定している。その他ショッピングセンター等における啓発イベント、出張申請、休日交付窓口の拡充が予定されている。問題は交付の機会を提供するのではなくて交付のメリットをしっかりと伝えられるかだ。窓口がいくつあってもメリットを感じてもらえなければ取得する意味を感じてもらえないと思う。広報がもっとも重要だ

2、前橋市にはまえばし観光大使がいる。落語家の三遊亭円楽さん、立川談之助さん、三遊亭竜楽さんの3人だ。それぞれ前橋にゆかりがある。詳しくはこちら。 この度前橋市の魅力をより強く情報発信し、市内への入れ込み客数の増加を図るため、インフルエンサーとなり得る人材を活用し、まえばしPR特使として委嘱して活動していただくことになった。その方は阿久澤克之氏というお方だ。インフルエンサーと言うからには若い人を想像してしまっていたが略歴を見る限りテレビ業界で活躍された後、様々な企業のPRコンサルを手掛けているらしい。とにかく委嘱したからには期待しよう。

前橋市議会議員 岡 正己

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