2020年2月25日

麦わら屋。

アーツ前橋1階ミュージアムショップminaにてNPO法人麦わら屋さんの『麦わら屋@mina展』が3月17日(火)まで開催している。

麦わら屋さんの事業は、就労移行支援事業、就労継続支援B型事業、相談支援事業、共同生活援助事業、日中一時支援事業の5つだ。就労継続支援B型では味噌の製造販売、メダカの繁殖販売、草刈り作業、アート活動がある。今回の展示はこのアート活動にあたる。芸術活動は障害のある方にとって重要な社会活動の一つで、近年では既成概念に囚われないその芸術の特性が国内外において評価を受けるなど、障害のある方の社会参加が期待されている分野だ。現在は文化庁と厚生労働省が障害者芸術普及支援を推進している。アート活動の成果はオリジナル作品だけでなく、デザインされ商品化されている。前橋市のふるさと納税の返礼品にも選ばれている。

□麦わら屋さんのアート活動以外の就労継続支援B型の詳細
・味噌製造販売
地場産の原材料にこだわった手作りの生きた味噌。「上州米味噌」を主に「上州麦・玄米味噌」を作っている。「豚ロース肉の味噌漬け」「豚ロース肉の麹漬け」「生糀」「たべる塩糀」「のむ甘糀」なども製造販売している。利用者さんは衛生環境が行き届いた環境の中で、原料の洗浄、大豆・麹・塩の攪拌、包装等の仕事を担当し、活躍している。

・めだかの繁殖販売
日本めだかで代表的な「ヒメダカ」から「幹之(みゆき)」「楊貴妃」「三色メダカ」「ダルマメダカ」などの観賞用として人気の高い品種を繁殖・販売しています。また、めだかの卵も販売している。利用者さんの日々の作業は、採卵と水替え。

・草刈り作業
庭や管理地の草刈り・掃除の出張サービス。

□就労移行支援とは
①基礎訓練期(利用開始から6ヶ月)
基礎体力や集中力をつける。挨拶や社会的マナーを学び、仲間との協調性が育つようにしていく。
②実践的訓練期(利用開始から7〜12ヶ月)
委託作業(DM封入、ギフト箱組み立て、シール貼り、多種袋詰め等)やWard、Excelなどへの打ち込みによるパソコン作業などを通して、自分の働き方を管理できる習慣を身につける。
就労移行最終期
職場見学・体験学習と外部期間等を利用した就職活動を行う。

□日中一時支援事業
障害のある方の支援者(保護者・介護者)等が急用が、一時的な負担軽減のために障害のある方を一時的に福祉サービス事業所などで日中活動の場を確保し、支援や見守りを行う事業。

前橋市議会議員 岡 正己

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