2020年3月8日
県内初感染。
新型コロナウイルスの感染拡大状況が更新されていく。群馬県内で初めて感染が確認された。太田市の40代の女性保育士で重症とのことだ。女性の症状の経過から濃厚接触者などの健康観察が行われる。経過から読み取れるのは2月27日の体調不良から3月7日の感染発覚までにかかっている時間が長すぎるということだ。現在の女性の症状が重要と診断されていることも非常に重要である。
体調不良をうったえながらも出勤し、その後3つの医療機関にまたがって診察を受けている。最初の医療機関で検査が必要と診断されていればまた違った結果になっていたかもしれない。重症化しなかったかもしれないし、接触者を増やすこともなかったかもしれない。かもしれないを言い出してもキリが無い。
すぐにでも検査ができる状況を作り出さなければこう言った事例は後を絶たない。気がついたときには接触者の数が多くなりすぎる。接触者に対しての偏見も気になる。
以下山本龍前橋市長のFacebookへの投稿
3月7日22:00前橋市におけるコロナ感染症対策会議を終えました。
前橋市では新型インフルエンザ以外に類似する感染症が発生した場合は「新型インフルエンザ等業務継続計画」を準用して対応にあたっております。
現在、群馬県の発表では感染された方の感染経路や接触経過が調査中にために前橋市における感染確認や濃厚接触者の確認がされていません。したがって「業務継続計画」上は対応レベルが上昇したと確定はしません。しかしそのリスクが拡大したという観点から次の決定を行いました。
1、現在、休館の対象外である児童館、元気21内の子育て広場、るなぱあく等の施設の休館を行う。詳細は各担当課からwebにて広報します。
2、小学校における子どもの居場所である“スクールホーム”に関しては感染確認や濃厚接触者の確認がなされる場合は当該学校について閉鎖する
3、職員に対して第二段階(県内感染期)の対応を指示する
4、議会への報告をただちに行う
情報収集をして予防に全力を尽くす。とにかくできることをするしか無い。
前橋市議会議員 岡 正己