二転三転。「学校再開、休校延長」悩ましいのはとてもわかる。最善を尽くした結果だと受け止める。

前橋市は４月１３日（月曜日）から５月６日（水曜日）までの期間、全ての市立の幼稚園、小学校、中学校、特別支援学校を休校することを決定した。【１０日（金曜日）までは給食を実施し通常授業】在宅での学習を希望する場合は、引き続き対応可能。５月７日（木曜日）以降については、市内での感染状況を踏まえ後日連絡する。

政府の緊急事態宣言を受けて、各都道府県の反応は様々だ。群馬県はいち早く休校を決定したが、これはその範囲が高校などに限定されるため、早めの判断ができる。問題は家に１人で居ることができない、または居させることに親が不安に感じてしまう小学校低学年を抱える家庭などだ。８日から学校を休みにした自治体もある中で前橋市は１３日から休校とした。決まった事をとやかく言うことはいくらでもできるが、その決定をポジティブにとらえる。学校は今週のこの３日間で最大限できることをするしかない。慣れない環境に置かれている新入生にとっては特に大事な３日間になると思う。

「生きるか死ぬか」の問題に直面していると考えて行動することが求められている。行動自粛の間に新型コロナウイルスにかかったかもしれないと思う人達を安心させるためにも簡単に検査を受けられる環境を整えてほしい。自宅待機でともにくらす家族のためにも。

前橋市議会議員　岡 正己