2021年1月10日
初市、開催。
1月9日、前橋市民にとってはとても特別な日である。140年以上続く前橋初市まつりが開催される日だからだ。私も、小さい頃の寒さに備えるためにしっかりと防寒して出かけて行った記憶が今でも鮮明に甦る。1月9日という日程が決まっているので曜日は変動する。
平日になった場合、学校が終わった後に出かけるので夜になる。夜出かけられて、人の賑わいがあるのは本当にワクワクして、達磨を買うという目的を達成するために人混みをかき分けてまちなかを進むのが本当に楽しかった。
前橋初市まつりは市民のプライドだ。いざ開催されるとなれば、皆当たり前のように足が向いてしまう。前橋中央通り商店街に設置した私の事務所の前も、例年よりは少ないが達磨を求める人達でそれなりの人出があった。
令和2年第2回定例会の総括質問「コロナ禍のイベントに対しての考え方」で私が要望していた通りではなかったが無事に開催となったことは大変良かった。
要望内容は以下の通り。
「来年1月には前橋の3大祭りである前橋初市祭りが予定されています。ここ最近出店が少なくなったことを逆に生かして、まちを大きく使い店と店との距離を取ったり、人の流れの方向を定めたり、出店者だけでなく来場者にもルールを徹底するなど、ぜひやる前提で進めていただけだければと思います。期待しています。」
実際は開催範囲を大幅に狭めたために逆に人が集中してしまうという結果になった。これも経験である。
私の事務所の達磨は通り過ぎる人たちの注目の的であった。密を避けるためには人を1箇所にとどまらせない仕組みを作ればいい。回遊性を持たせフィールドを広くとる。私の発言にもっと力があれば多くの来場者が安心して楽しめるものになったと思うと少し残念である。
前橋市議会議員選挙 告示日まであと21日
前橋市議会議員 岡 正己