2018年2月7日
面白い。
「人生が辛いと感じる人はわずが1%!」そんなキャッチコピーがあった。
『限りなく完璧に近い人々』角川書店 マイケル・ブース著 黒田眞知訳 である。
北欧社会についての話で、フィンランドの章にサウナについて書かれているので
最近サウナにはまっている私には、とても興味深い内容だった。
国民性というものは面白い。
日本では「幸せだ。」と言うと自慢しているように思い謙遜する。
「辛い!大変だ!」と言っている方が世渡りがうまく行くからなのか。
平等というキーワードがある。平等であるからこそ自分が幸せだと思うことができる。
誰かに偏っていると思う感覚が、羨ましいと思う妬みや、負のスパイラルを生む。
そこからはいいものは出てこないと思う。この妬むという感覚はなんだろうか。
他人から妬まれたいと思う人はいないだろう。
しかし、羨ましがられたいという人はいる気がする。
SNSなどもそうである。私生活がこんなに充実している私を見て。
という感じだろうか。
「今日も仕事だ最高に幸せだ」という投稿は珍しい。
仕事=辛い、嫌なこと
休み=楽しい、嬉しいこと
という常識が存在している。
逆に仕事が楽しい嬉しい、となると「楽しんでるんじゃない!」とコメントが入りそうだ。
休みが辛い、嫌だとなると「もっと人生を楽しめないと!」となりそうだ。
人間は自分が世の中の平均より少し上であるという優越感を得たいように思う。
なぜなのか。
他人と比べることで自分の存在が、自分の位置が理解できる。
みんなで幸せがあることを願うがそこが一番難しい。
言霊という言葉がある。
「幸せです!幸せです!」と言い続けていれば幸せになってくるのではないか。
「辛い!辛い!」と言っていれば本当に辛くなってしまう。
これは日本人の謙遜の心が影響していると思う。わびの精神とでも言おうか。
表裏一体だ。いいところも悪いところもある。
私も議員の仕事はどうですか。と聞かれることが多い。
相手は「大変でしょう?」というテンションで聞いてくる。
「面白い!」と答えるようにしている。「面白い!」というのは英語で言うfunではなくinterestingだ。
とても興味深い。
「大変だ!大変だ!」と言っていたら成り手がいなくなってしまうと思う。
私は議員という職業が人気が出なければいけないと思う。
その昔、子どもたちの将来の夢に総理大臣が入っていた。今はどうだろう。
みんながやりたいと思うことで初めて真剣に考えるのではないか。
議員は面白い。ということを伝えていきたい。
勉強することが前橋市のためになっていると思うことができる。
自分のためではない自分の故郷のために仕事ができるのだ。
それは例えば自分が死んでも残していけるものではないか。
これからの前橋は本当に我々世代にかかっている。
前橋市議会 議員 岡 正己



