2021年10月1日

アーツ前橋あり方。今後のアーツ前橋。

「創造的であること」「みんなで共有すること」「対話的であること」これはアーツ前橋の掲げる3つのコンセプトである。

第4回アーツ前橋あり方検討委員会が市役所11階で公開で行われた。傍聴人数は上限10人とされていて私を含めて傍聴者が5人、記者が3人いた。

事前に意見聴取を行い各委員それぞれの①今後のアーツ前橋に向けた意見②館長選任に向けた意見が記されたペーパーが配られた。オンライン参加の委員もいたがWi-Fi環境が不安定なまま会議がスタートした。※改善するべき

①今後のアーツ前橋に向けた意見への感想
今までの3回の会議でアーツ前橋で紛失が起きてしまったことからの改善点などは確認できている。再確認するようにそれぞれの委員から意見が述べられた。今後のアーツ前橋を考えて行く上で重要なのは開館当初から掲げられている3つのコンセプトである。この部分がぶれてはいけないということは各委員共通なように感じたが、今まで本当にこの3つのコンセプトがしっかりと守られていたのだろうかという意見もあった。

今までの現代美術を扱う美術館としての7年間を踏襲する形で今後も進んでいくことが望ましい。その上で展覧会の数や館外事業などを見直していく。また市民から何が求められているのかを意識して信頼回復のために積み上げて行くしかない。

島委員会から、「来年度の予算をある程度適切に確保することが必要」という非常に重要な意見があった。2023年に開館10周年を迎えること考えると来年はその準備の1年となる。次々年度の準備も考えて進めてほしいとのことだった。

また、作品を収蔵する意義として、美術館にとって作品の収蔵と展覧会は共に車の両輪であるということが説明された。これまでの収蔵品予算は1000万円(本年は0円)。これは高額な作品を収蔵するということではなくて、これから活躍していくアーティストを紹介し、その作品が館に残っていくことで前橋市の財産になる。※アーティストインレジデンスで残っていくなど。

前橋の歴史などをアーティストが掘り起こし、発見した作品を成果として所蔵する。レジデンスの歴史にもなるし前橋を振り返ることにもなる。

歴史的な画家の発掘や、ご遺族がお持ちの作品を高値ではなく、継続的に収集して行くことによって、今までの作品と合わせて充実してくる。展覧会だけをやるのではなく収蔵との両輪が重要なのだ。

□本日のめぶき 「無料。」

なぜか写真が横になってしまったのでそのまま。

前橋市議会議員 岡 正己

過去の活動報告

最新記事

過去の活動報告

あかとねの日々の活動レポート

赤利根では、所属議員の活動や議会の情報について「赤利根ジャーナル」を通して皆様にお伝えしています。

お問い合わせ

お問い合わせは、下記からお願いします。

E-mail: info@akatone.net
Address: 〒371−8601 前橋市大手町二丁目12−1