2022年3月20日
参道、産道。
「参道で産まれる新しい価値、太陽が動く!赤城山が動く!」
赤城南面、三夜沢赤城神社で行われた「赤城SUN do」が終了。さまざまな気づきをくれたイベントとなった。
赤城山(あかぎやま)の山の「さん」という読みと、太陽の英語で「SUN」、神社にある参道「さんどう」と、動くの英語で「do(ドゥ)」を組み合わせて赤城SUN do(アカギサンドゥ)と命名。
イベントが終わってみると参道は産道でもあったのかと気付かされた。
神社というのは人々の心の拠り所であり来るものを拒まない。打ち合わせや準備などで訪れる度に、参拝者がそれぞれの想いを持ち拝殿前にて語りかけている姿を見かけた。それぞれの想いを持ち寄るという意味でもパワーが集まって来るのだと思う。
当日、有料のイベントの会場となっているが、この赤城神社を拠り所にしている方々にはそんなことは関係ない。イベント中も当たり前のように参拝者は来る。神社とはそういうところである。そういった方々の参拝を断る訳にはいかない。
参拝者用の襷を準備した。
神社内でイベントを行うということに賛否はあるのだと思う。初めてづくしでさまざまなところに不備が出ていた。反省点は多々があるが、それらは今後に活かせていける糧となる。心配していた駐車場と受付・入場がスムーズであったことは幸いであった。
「神社とは誰のものなのか?」この途方もない問いに向き合いながら当日自分の役割をこなした。何よりも赤城山に感謝。
□本日のめぶき 「照明」
前日は雨から雪に。山の天気は変わりやすい。日中は暖かく感じることもあったが気がつくと日が暮れて雨が降り出す。雨が上着を通過して肌まで到達する。「寒い。。」ボランティアスタッフがそんな中お弁当を食べていた。ふと目をやるとのり弁がもはやぬれ弁となっていた。雨の降るなか神社で食べたぬれ弁・・・思い出の1ページに刻まれただろうか。。
神社でのイベントということもありおこる現象それぞれに神様の存在を感じる。山が怒っているのかな?それとも喜んでいるのかな?はたまた・・・
天気は天の気分と書く。そういう意味では最後に境内を照らしてくれた“ほぼ満月”が答えであった。月とは太陽がDOしていることを証明(照明)してくれているものである。
前橋市議会議員 岡 正己