2024年4月19日

4月教育福祉常任委員会。

前橋市議会会派、前橋令明、前橋高志会、赤利根の3会派19人で群馬県の山本知事との意見交換でした。

赤城山、ぐんまフラワーパーク、敷島グランドデザイン、駅から県庁までのトランジットモール、ベイシア文化センターなど県と市が連携して進めていくものを確認しました。両副知事も参加して細かい内容なども共有できました。定期的に開催していくとのことです。県庁所在地としての存在感を出していくことが必要です。

午後は所属している教育福祉常任員会が開かれました。

赤利根的ピックアップ「ヤングケアラー支援策」
令和6年度事業として前橋市が実施していたヤングケアラーのアンケート調査結果を踏まえた支援策が報告されました。

■支援策1:関係機関と連携した一体的な支援体制
≪支援体制≫
学校・市教委・こども未来部が中心となってヤングケアラーの支援を実施する。
≪支援の流れ≫
1児童生徒や学校等から寄せられるヤングケアラーに関する相談は、学校・市教委・こども未来部にて横断的に情報を共有する。
2世話の内容・世話に対する意識・家族の状況等から支援方針を協議し、各種福祉サービスの導入や児童相談所等と連携して支援を実施する。※令和6年度よりこども未来部にてヤングケアラー訪問支援事業を実施予定
3支援状況は適宜検証し、切れ目のない支援を実施する。

■支援策2:学校用タブレットを活用したオンライン相談
≪概要≫
秘匿性に配慮した相談支援策として、学校用タブレットを活用したオンライン相談体制を整備する。
≪相談の流れ≫
1相談受付 ⇒ タブレット上に窓口を設置し、児童生徒からの相談を受け付ける。
・相談内用の選択:「話を聞いてほしい」「家族の病気について教えてほしい」など
・相談条件の選択:「家族に知られたくない」など
2相談の開始 ⇒ 連絡用アプリ等を活用し、タブレット上で児童生徒とのやり取りを行う。

□教育福祉常任委員会議題
(1)前橋市災害遺児手当支給条例の改正について(こども支援課)
(2)令和6年度前橋市公私立保育所(園)等の入所状況について(こども施設課)
(3)上川淵保育所及び広瀬保育所の統合移転について(こども施設課)
(4)こども誰でも通園制度の試行的事業の実施施設について(こども施設課)
(5)前橋市保健所関係使用料及び手数料条例の改正について(衛生検査課)
(6)前橋市国民健康保険税条例の改正の専決処分について(国民健康保険課)
(7)工事請負契約の締結について(桂萱小学校南校舎長寿命化改修工事ほか3件) (教育施設課)
(8)臨江閣の設置及び管理に関する条例の改正について(文化財保護課)
(9)前橋市学校問題対策専門委員会設置条例の改正について(教育支援課)
(10)ヤングケアラーアンケートの結果報告について(教育支援課)

□本日のめぶき「市内視察」
年度初めは初顔合わせと委員会と市内視察、夜は懇親会というのがセットになっています。教育福祉常任委員会は前橋市朝日町のココルンシティ内の、前橋市障害者サポートセンターこころとまえばし医療センターの視察です。

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