５月委員会開催２日目。

私の所属する市民経済常任委員会と建設水道常任委員会が開かれた。

赤利根的ピックアップ
「進む最終処分場」
前橋市新最終処分場基本計画の策定についての中間報告が行われた（ごみ政策課）。最終処分場は、市民生活にとって重要で必要不可欠な施設だが、既存最終処分場は、令和１４  年度に残余容量がゼロになると予測されている。そこで、 計画的に新最終処分場の整備を進めるため、施設計画、維持管理、環境保全及び跡地利用等の基本的な全体像を示した前橋市新最終処分場基本計画を策定する。

平成２９年１２月〜平成３０年３月まで建設候補地の公募を行い令和元年３月に小坂子町字別所地内ほかに決定した。供用期間は令和１４年度〜２８年度までの１５年間となる。

最終処分場の形式については、従来型であるオープン型処分場と被覆型処分場に区分されるが、前橋市が年間降水量が比較的少ない内陸性の気候にあること、計画する施設の規模が比較的大きいこと、被覆型処分場は、建設、維持管理、廃止までの技術が確立されておらず、公共関与の 最終処分場で実際に廃止された事例が無いこと等から総合的に判断しオープン型となる。

□地元対応状況
・令和２年度７月 小坂子町住民説明会の実施
・令和３年度５月 小坂子町自治会から新最終処分場の整備に関する協議開始の地元同意書の提出
・令和４年度 ４月 小坂子町住民説明会の実施
□ 施設整備スケジュール（案）
・令和２〜４年度 基本計画の策定、測量・地質調査の実施
・令和５〜７年度基本設計の作成、生活環境影響調査の実施
・令和８〜９年度実施設計及び発注仕様書の作成
・令和１０〜１３年度 建設工事の実施
・令和１４年度~ 供用開始

□市民経済常任委員会報告事項一覧
１、前橋市新最終処分場基本計画の策定について（中間報告）（ごみ政策課）
２、西善中内産業用地の分譲に向けた事業提案型公募（第2期分譲） の実施結果について （産業政策課）
３、令和４年度新規就農者激励会・家族経営協定合同調印式の開催について （農業委員会事務局）

□建設水道常任委員会報告事項一覧
１、前橋市駒寄スマートIC周辺地区地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の制定について （建築指導課）
２、デジタル田園都市国家構想推進交付金の交付決定について （建築指導課）
３、保留地ローン制度の拡充について（市街地整備課・区画整理課）
４、令和４年度国庫補助事業に係る予算状況及び進捗見込みについて （市街地整備課・区画整理課・道路建設課・東部建設事務所）
５、交通事故に係る損害賠償の額の決定の専決処分について （道路管理課）
６、前橋市公園条例の改正について（公園管理事務所）
７、第３３回「みどりの愛護」功労者国土交通大臣表彰受賞について （公園管理事務所）

□本日のめぶき　「MUDA１５８」

前橋市アーバンデザインの策定エリア内（前橋駅から中心商業地を経て県庁周辺のエリアを含む中心市街地約１５８ha）を遠回り徒歩通勤。今年度から前橋のまちづくりの指針、前橋市アーバンデザインの策定エリアと開業支援補助金などが連動している。これによって新しい価値が掘り起こせそうである。エリアを可視化できる取り組みも必要かもしれない。勝手にMUDA１５８と呼んでみる。（Maebashi Urban Design Area １５８ha）

前橋市議会議員　岡 正己