2022年5月28日

アーツ議連第4回セミナー。

週末の予定が諸事情によりガラッと変更になりかなり時間にゆとりができた。進めている研修レポートに取りかかれたり月末の処理なども行いながら時間を有効に使う。会派広報紙「赤利根ジャーナルvol.20」を送るための住所のラベル印刷なども早々に準備できた。あとは広報紙が届くのを待つばかり。来週中にはお届けできる予定である。

□本日のめぶき 「コロナ禍、アートの現場で起きたこと」
夜は文化芸術自治体議員連盟(通称:アーツ議連)の第4回セミナー。アーツ議連は、コロナ禍の無観客開催や公演中止など、文化芸術への公的支援が課題になる中で、都道府県や市区町村議員が学び合う会の必要性を感じ、2021年5月にスタートした。ちょうど発足していか1年が経ち記念すべきセミナーとなった。アーツ議連の目的は「翻訳者」になること。それぞれの地域という現場を持つ自治体議員が、社会の中での文化芸術の意義とあるべき文化行政を考え、文化芸術を支えるプレーヤーと政治や行政、そして市民の間で、言葉にならないモヤモヤも含めて「翻訳者」になることを目指している。

現在約40名の自治体議員が所属していて、年4回のセミナーを実施しながら年1回何処かに現地視察にいけたらと考えている。また、この議連の活動のひとつに所属議員間の交流もある。自分達の地域できている問題を共有するだけでも他の地域の参考になる。

第4回となる今回のセミナーは「コロナ禍、アートの現場で起きたこと〜AFF問題から文化芸術支援の今を考える〜」と題してアートマネジャーラボの御三方を講師に招いた。

実際のアート現場のアンケート調査などを元に、コロナ禍にアートの現場で起きたことを総括し、文化庁のArt for the future(AFF)の現状と改善点を話い、現場での話を聞きながら、それぞれの自治体の現場で何ができるか考える有意義な学びになった。

AFFについては以前も伺っていたのでそこからAFF2となりAFFで出た現場の意見(不満)がどれだけ反映されていたのかが気になっていた。AFF2の内容的には大規模公演等に寄せた内容に変化しているようで小規模団体への補助という部分はかなり弱くなった。

この結果は小規模団体に関しては県や市などの自治体が支援するべきという考えに見てとれた。では各自治体のアーティスト支援はどうなっているか。各自治体の支援はそれぞれであり前橋に関してはほとんど何もないと言っていい。

文化芸術を社会教育ではなく興行と捉えるこの風土を変えていくのは容易ではない。プロとアマの線引きという課題も露呈した。また各自治体の課題として、文化庁などの支援の情報が現場のアーティストまで届かないということもある。届けるためにアーティスト支援の相談窓口を作っているところもある。前橋市の場合、文化国際課まではきていてもそこからどう投げられているのかは不明である。アーツカウンシル前橋にこの相談機能があると良い。

アートマネジャーラボや各議員から出たあーテスト支援の取り組みをいくつかメモ的にピックアップしておく。やはり元々のアートの土壌の差がかなり出ているようであった。

□アーティストバンクいたばし
アーティストバンクに登録したら30万円

□KACCO
京都市文化芸術活動緊急奨励金
東山アーティストプレイスメイキング

□HAPPS
アーツコミッション横浜:アーツカウンシルで相談窓口。財団がアクティブに機能している事例

□豊岡市
地方創生臨時交付金を使用して「あってんぽ豊岡」という支援をおこなっている。事業費の3分の2の補助を行う。演劇、ダンス、映画会など様々なものに使える。

また、終了後は議連が発足して1年の総会に代えて、今後何をやりたいか、メンバー議員のフリーディスカッションをした。この基礎自治体の議員ネットワークは地域全体のボトムアップにつながっていく。コロナ禍によって歩いて行ける範囲でどれだけ面白いことが行われているかが重要になってきたことは間違いない。

前橋市議会議員 岡 正己

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