2022年8月6日
8月5日、慰霊の日。
昭和20年8月5日、前橋空襲。
終戦を10日前にしての空襲。市街地の80%近くを焼き、530人余りの犠牲者を出した。
前橋市内の寺院や教会などの鐘が一斉に鳴らされる市内一斉慰霊も定着化してきたように思う。ロシアのウクライナ侵攻を目の当たりにして、戦争とは起こってしまえば止められないことを実感する。
市民の平和への願いもより強くなっている今、先の戦争の体験をしっかりと語り継ぎ、2度と戦争はしない、させないと改めて決意し、平和への願いを共有することが必要である。
令和3年の3月には「前橋空襲を語り継ぎ、平和資料を収集展示する形の検討会」から前橋市長へ提言書が提出され、市有施設の有効活用策として、市民文化会館の2階のフリースペースに平和資料を展示することが決まった。
また、今年度は「前橋空襲と復興資料館検討委員会」が設置され、現在2回の会議と8月に先進地視察や、設置予定現地視察なども予定されていて、展示内容、展示方法などが検討されていく。第1回会議の議事録はこちら。
□本日のめぶき「前橋八郎」
前橋市議会議員 岡 正己