2018年5月1日

いま、ここ、自分。

街灯にデザインさているのは上毛三山だろうか。
住んでいる人には当たり前でも地元に帰って来た人には新鮮に映るかもしれない。

ゴールデンウィーク(以下GW)。東京にいた時は前橋に帰ってくることが多かった。
風景の懐かしさ、風の匂い、久しぶりに会う友人など特別感があったものだ。

東京の友達がよく羨ましがっていたのを思い出す。
GWは皆、地元に帰ってしまうので東京で遊ぶ人がいないと。

地元があるのはとてもいい。たまには立ち止まることも必要だ。
「いま、ここ、自分」を確かめて大切なものなどを再確認する。

前橋に戻って来てから特にどこに行くでもなく前橋で過ごすことが多い。
なんとなく浮ついた感じはあるが連休といえど何もしないで過ごすこともある。

子供達も大きくなるにつれ、家族よりも友達と遊ぶことが多くなっているのだろう。
今を楽しんでいきたい。

時間があると本を読むことが多い。

インターネットは様々な情報に溢れ、書き換えや削除が可能だ。
そんな中、やはり本は物体としての存在感と質感、何より責任感が感じられて好きだ。

今や、スマートフォンと呼ばれる電話以上の機能が詰まった端末で小説を読んだり
ゲームをしたりしている。

スマートフォンを見ている人間の姿は何故だかカッコ悪いと思ってしまう。
かく言う私も、よく見ている一人となってしまった。
それは遠くの人とのコミュニケーションは取れるかもしれないが
近くの人とはバッドコミュニケーションを引き起こすこともある。

子供達のSNSによるいじめの問題なども聞く。
便利に楽しく、問題解決をするために進化して行くものの先は
必ずしもいいことばかりとは限らない。

本は貸し借りができるのもいい。
いい本に出会ったら誰かにオススメしていきたい。
こちらから与えることでまた誰かから何かを与えてもらえるかもしれない。

事務所一階の本が読めるブックバー「月に開く」も開店準備の真っ最中だ。
弁天通りにまた新しいお店ができて新しいコミュニケーションが生まれる。

市外で暮らす、前橋が地元の方達の帰ってくる場所を作るのも市民の仕事だ。
帰って来た時にいつも行く場所は、そのほかの場所に向かわせるインフォメーションセンターだ。

そこにどのような情報が集まっているかで波及効果がきまる。

フリーペーパーや情報誌、ZINEなどブームは落ち着いたのかもしれないが
地域には必要だと思う。
そこにはインターネットに載っていないリアルで生な情報が掲載されるべきだ。
「いま、ここ、自分達」を表現するもの。

「月に開く」は前橋のいろいろな情報が集まる場所になるといいと思う。

前橋市議会 議員 岡 正己

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