2018年5月9日
恵の雨。
事務所1階の店舗、ブックバー「月に開く」の準備も着々と進んでいるようだ。
5月12日オープン予定とのこと。
3階の事務所で作業している合間に、内装の作業を見学したりしていた。
私はDIYが好きなので現場を見ることも好きだ。
ついつい手伝いたくなってしまうが、打ち合わせや原稿などの事務作業を進めた。
通りすがりの方も気になっているようで「何屋さんですか?」などのコミュニケーションや
行き交う外国人留学生と挨拶を交わしたりしながら
商店街とはコミュニケーションツールなんだなと改めて実感した。
お店とは誰もが関われる場所だ。
関係を持てない人はいない。その関係する人口の多さがまちとしての機能を充実させる。
お店が先か、お客が先か。
観光地など目的地がある場合は別だが、商店街はお店だと思う。
お店があるから人がくる。
人がいるところにお店を作るのではない。
わざわざ呼び込むくらいのコンセプトや熱意が必要だ。
成功しているお店はみんなそうだ。ターゲット設定もしっかりしている。
なんとなく天気が悪いと気分が晴れない。
お気に入りの傘を忘れてしまってますます気分が晴れない。
こんな時、植物の気持ちになってみよう。
恵の雨になる。
家庭菜園をやっている人には、しばしの水やりの休憩かもしれない。
自分に降りかかっている様々なことも他のだれかには意味のあることなのかもしれない。
人間が進化していく中で、偶然が大きな役割をしていたらしい。
今我々が生きていることも偶然なのだとすれば、起きること全てが愛おしく思えるだろう。
前橋市議会 議員 岡 正己