2023年5月8日

QからAへ。

□本日のめぶき 「QからAへ」
2015年7月12日。まずはこちらの動画を見ていただきたい。

元々長崎屋(1964年〜1985年  その前は映画館、そのまた昔はお寺かなにかだったような。)というデパートの跡地にイベント広場があった。名称は「Qの広場」。この「Q」は前橋市の中心市街地に9つの商店街があることに由来する。この辺りの話は最近投稿されたこちらの記事に詳しく書かれているのでこちらへ。いい感じにまとめられたアーカイブである。

「Qの広場」は、現在の山本龍前橋市長が就任当初掲げていた、2ステージ5ボックス構想のステージの1つに位置づけられていて、市民等がイベントなどをやりやすいように屋根がかけられるなどしていたが、近隣の夜の街を醸し出す独特の風致や近隣住民などの苦情もありなかなか使いやすい場所という印象はなかった。

それでも私たちは冒頭の動画のイベントやスケートボード場にしたり、震災復興のイベントなど様々なことを企画し実行していた。今から考えれば正解のない 「Q(問い)」に挑んでいたとも言える。

それから前橋市の土地である「Qの広場」は、紆余曲折を繰り返す。2018年に民間に売却され、その後Qの広場再開発プロジェクトが発足し、そこからも「Q(問い)」が続いた。ただ、以前と違うのはハード整備の「Q(問い)」だということ。そこから5年の月日が経ち、出した答えは「A(アート)」である。

あの広場が、あの場所が、こんな形でめぶくなんて誰が想像できただろうか。長崎屋からの歴史を辿ると行政の限界をまじまじと感じることができる事例である。全体最適をもたらすと考えられていたものが結果的に何ももたらさないこともある。

「前橋を、まちなかを本気で想う気持ちとクリエイティブの塊、ガレリアまえばし5月7日プレオープン」

前橋市議会議員 岡 正己

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