2023年6月23日
変化。
3日間の総括質問最終日。質問終了後、討論と評決。上程された議案の中で3議案に対しては共産党前橋市議団から反対討論があったが、全て賛成多数または全員賛成で可決となった。
今回の総括質問で市立前橋高校の部活動を取り上げた。これは切り口が部活動になっただけで、部活動に限らず市立前橋高校の改革を訴えたいというのが本心である。市立前橋高校は唯一の市立の高校である。果たしてそれを活かしきれているのだろうか。
平成14年、市立前橋高校は中等教育学校が検討されていたが、新聞紙上にて突然の発表ということもあり、その構想に対して反対する署名運動が起きた。反対の理由としては、中等教育学校にすることにより生ずる、部活動の低下、生徒指導、立地、通学区、高等学校部分の魅力の無さ、近隣中学校との関係等様々な問題が先送りにされていること。市立前橋高校を中等教育学校にする明確な必要性。構想の中等教育学校が必ず良い学校になるという理由。必ず成功するという確証など、現場の理解が得られていない状態での設立決定が挙げられていた。結果はご存知の通り。
その時はそれが正解であったかもしれないし、今から再度中等教育学校を検討してほしいというわけではないが、反対の理由などから勉強できることは沢山ある。変化を恐れてはいけない。
□本日のめぶき 「ロケ地」
前橋市議会議員 岡 正己