前橋は暑い。いや熱い。毎年毎年猛暑になる度に考えることがある。それはクールビズ、スーパークールビズについて。毎年毎年考えているがなかなかベストが出ない。もういっそのことTシャツ短パンでもいいんじゃないか！という猛烈な暑さだが “ビジネス”という言葉の前に流石に難しい。

過去、開襟シャツや７分丈パンツを着用していると「今日は休みかい？」と、どんなに一生懸命働いていてもそれが全く伝わらないという経験がある。逆に衣服の力を感じる瞬間でもある。

どんなに暑くても無理やりスーツとネクタイで登場するサラリーマンの姿は日本人の代名詞にもなっていたが、ここ最近はノーネクタイは当たり前だ。しかし、このスーツにノーネクタイの男性の姿にはなんとも言えないダサさがある。そもそもクールビズとはただネクタイを外せばいいというものではない。そのことをほとんどの人がわかっていないように思う。

いっそのこと夏用に仕立てたジャケットと麻のシャツ、ショーツにパナマハットなんかでファッションを楽しんでみたいものだが完全にリゾート仕様になってしまう。

昨日は、あまりの暑さにシャツを脱ぎTシャツ姿になる瞬間もあった。言い訳がましくシャツを持っているので「あーこの人はシャツを着ていたんだけど猛暑で今だけ脱いでいるのだな」というメッセージになるかもしれない。シャツの代わりに薄いジャケットという提案はありかもしれない。スーパークールビズなんて世間の感覚が変化しなければどんなに暑くなろうが難しい。

さて、秋のイベントの相談のため前橋工科大学へ。

なかなかいくことがないのでキャンパスライフを垣間見れるのかな〜と思っていたら授業中ということもあってか学生の姿が全然見えなかった。色々なところに建築学科の作品的なものが置いてあって興味深い。学生や教授が今よりもまちなかに関わる機会があるといい。

□本日のめぶき「仕覆」

茶道で使う茶入や茶碗などの、道具類を入れる袋、「仕覆」を連想させるグラスケース。美しい。カバンの中にそっと忍ばせておけば何かの時に役に立つ。かも？

前橋市議会議員　岡 正己