2023年7月13日

総合教育会議。

令和5年第1回前橋市総合教育会議の傍聴へ。場所は議会庁舎6階の第2委員会室。

私を含めて7名の議員が傍聴していた。会議のテーマは「魅力化・特色化実現に向けた教育活動の充実」。今後は他の県立高校との差別化が重要だ。選ばれる学校にならなくてはならない。そのためにどうやって特色を出していくのか。

例えば
・30人〜35人学級
・学科の系編によるコースの充実
・独自の入試制度による多様な生徒の受け入れ
・例えば県外の生徒や一芸に秀でた生徒を受け入れ
・インターンシップを通して将来前橋で活躍できる人材の育成
・全国区の部活動
・進学実績の向上(目標:国公立50人)
等が考えられる。

現在、県立の前橋南高校と前橋東高校は国公立への進学が増加している。進学人数に比例して受験人数も増加している。出口を見通して高校を選んでいることを考えると、受験者の獲得のためにも進学実績の向上は必要になってくる。校長先生からは他都市の一律高校の事例の説明があった。

・市立船橋:部活だけでなく進学も実績を挙げている。色々な学科コースが設定されている。
・盛岡市立:県外受け入れ、一芸入試
・浜松市立:文化部、運動部で200人以上が全国大会。文武両道。
・さいたま市立浦和高校:中高一貫校

今後も、他都市の好事例の視察、研究を続けていくという。1年でも2年でも早くスピード感を持ってやるという力強い言葉が印象的であった。

□各教育委員会からの質問
Q 少人数制にすることに対しての課題
A 多様な子を育てたい。芸術活動、スポーツ活動、探究などをやりたい生徒のためのコースを設定し特化した教育を。少人数の問題としては現在の定数をいじれないという部分がある。教員の確保も課題。高崎市は市で採用している(非常勤で何人か)。

Q 入試に関して(一芸とは?)
A盛岡は推薦の中に学業、特別進学、一芸(スポーツには限らない)等がある。

Q 指導者、先生の力量が重要
A一番ベーシックな部分でこれ無くして夢は語れない。幸いやる気のある若い先生が多い。

□本日のめぶき 「トタン」

剥がれるトタン。風に煽られて大変危ない状況になっている。持ち主の方とお話ししたら撤去作業を頼んでいるとのことであった。

前橋市議会議員 岡 正己

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