2024年10月31日

教育福祉常任委員会行政視察3日目。

教育福祉常任委員会行政視察3日目は長野市で「ヤングケアラーの支援について」です。

長野市はヤングケアラーコーディネーター2名を昨年から配置している。ヤングケアラーとは全国的な問題になっているが、本来大人が担う家事や家族の御世話を日常的に行うこどものことです。

身体的にも心理的にも不安が大きくなる、学生らしい生活を諦めてしまうなどの課題があります。県が行った実態調査によると小学生のヤングケアラーは話を聞いてほしい、中学生は勉強や受験勉強のサポートを求めているという結果が出て、皆直接会うことを希望しているという共通点があった。

調査より、御世話をしている家族がいると答えた小学生5・6年は10.3% で中学生は5.5%であった。内容は家事でほぼ毎日3時間未満が多く「大変さを感じない」「特にない」が多いが、自分の時間が取れない、宿題や勉強をする時間が取れない、相談できる人はいないという結果が出た。

自分がヤングケアラーであるという自覚が低いのも課題。

長野市の特徴として「子ども若者ケアラー」として30歳代までの若者を対象として庁内、県警機関と連携している点がある。
1、庁内プロジェクトチームの設置
2、相談支援窓口の設置
3、研修会の実施
4、ケアラー支援ネットワークの構築
5、勾留と情報交換の場

社会的認知度向上のための研修(各種2回/計6回)

初年度学校からの相談は6件、今年度は17件あった。小1〜高校生のタブレットに配信して動画をみてもらい、授業で取り上げてもらう。目的は気づき、相談するきっかけを与えるもの。

□補助金活用事業
ヤングケアラーの家庭に家事援助する「子育て世帯訪問支援事業」ヘルパーさんが家事などのお手伝いを1週間に2日まで1日2時間行う。無料当面で実費は負担してもらう。
※国の補助事業(国3分の1 県3分の1 市3分の1)

予算400万円を計上。なかなか家庭に入れないという課題がある。現在は2件の買い物支援、食事作りを行っている。市から委託業者に支払う。

ヤングケアラーだと思われる子どもたちは相談を親に言ってほしくないというのがほとんど。親が認識しないこともある。

市庁舎第2庁舎にある自販機の売上の15%を寄付する取り組みも。

購入すると荻原健司市長の声で感謝を伝える音声が流れる。

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