2024年11月1日
中核市サミット in 秋田。
水曜日の夜に前橋に戻り木曜日の朝にはもう秋田に向かう。なんとも忙しい日々です。仕事で色々な地方に行く度に今度はゆっくり来たいな〜と思っては見るものの一度もいけたことがありません。
しかし、「百聞は一見に如かず」です。その土地に行き、まちを歩くだけでも様々なことがわかります。
会場はあきた芸術劇場ミルハスという場所で県民会館がリニューアルした施設です。基調講演は東京大学名誉教授/世界風力エネルギー学会副会長の荒川忠一氏から「洋上風力発電によるカーボンニュートラルと地域振興」という内容。

日本の洋上風力発電は秋田県が中核を成していることもあり今回の中核市サミットの基調講演になったようです。
再生可能エネルギーの発電率は、日本だけが太陽光発電が多く、それ以外の先進国は風力発電が10%〜20%を締めている。
風力発電は再生可能エネルギーの中で一番経済性があるが、日本の風力発電には特殊な事情があるとのことでした。
洋上風力と言っても着床式洋上風力(水深75メートル)と浮体式洋上風力などの種類がありその場所に合わせて最適なものを選んでいる。
世界に誇る日本の洋上風車として「ウィンド・パワーかみす」が紹介されていた。東日本大震災でも稼働し続け日本で初めの着床型の津波に耐えた洋上風車である。
日本は風車メーカーが撤退してしまった(重要な問題)。理由はマーケットが見えない、政府がロードマップを作ってくれない、エネルギーの安全保障的に大丈夫なのか等が挙げられる。
地域振興の要となるのは洋上風力のサプライチェーンです。半分やれれば設備費、運営費にまわせる。秋田にウインドファームが集中しているので地域の発展に結びつけてほしい。発電事業者も住民になることで地域のシビックプライドも作っていける。
再エネ海域利用法という新しい法律がある。これでEEZ(排他的経済水域)までいける。日本のEEZの面積は海洋国家なので世界で第6位。積極的にやっていくべきである。
現在大規模な計画が立っている。経産省が秋田県南部沖が候補として確定した。ここでは浮上型が出てくると思われる。2050年には3分に1は洋上風力で6兆円産業を目指す。
人材育成を通しての地域活性化ができる。産業界が育ちそこい若い人たちが住み着く。
結語
・風力発電は再生可能エネルギーのトップランナー
・無限の可能性があり経済性で魅力のある洋上風力へ、さらに浮体式洋上風力発電へ、そしてEEZの活用※ブルーオーシャン
・市域との連携、コミュニティパワー、バナキュラーなデザイン、シビックプライドなど、地域との共発展を確実に進める。
・ローカルコンテンツ(国内部品調達率)の向上や地域におけるサプライチェーンの構築を目指し、経済波及効果により地域経済を活性化する。
・人材育成による雇用及び人口増加、地域の活性化が重要
・海と砂浜を活用したアートで、若い世代と共に洋上風車を発展
・地域振興に基づいた再生可能エネルギー、そして洋上風力発電を中心地して、2050年カーボンニュートラルを達成しよう
洋上風力となると我が群馬県は全く関係ない話になってしまったがEEZまで考えた時に日本においてとても重要ん産業であることが理解できる。サプライチェーンなどを考えると工業や製造業が盛んな日本の真ん中にある群馬県には新しい価値は見出せるかもしれない。



