2018年9月16日
通勤ジェットコースター。
市政施行100周年を記念した写真集。
色々整理していたら出てきたのでなんとなくパラパラとめくる。
時間が経ってわかることが多い。
何が正解で、何が間違っていたのか。
著名人のコメントもいくつか載っているが、
その中で前橋出身の糸井重里さんのコメントは流石だ。
「通勤ジェットコースター」
何かの物語のタイトルのようだ。
前橋市のヴィジョンは、「めぶく。」
これは、ドイツのコンサルティング会社KMSがリサーチを重ね、
前橋市のヴィジョンを「Where good things grow〜いいものが育つまち〜」としたが、より市民にわかりやすく浸透させるために糸井重里さんが「めぶく。」とまとめた。
前橋市の様々なリサーチを重ねた上に、皆で目指すヴィジョンをめ・ぶ・くの3文字にまとめる。これはなかなか出来ないことだ。
言葉の持つ力を信じているからこそまとめられる。
前橋市は「水と緑と詩(うた)のまち」というキャッチフレーズがある。
全国に「水と緑と〜」というキャッチをつけたまちは溢れているが、
詩(うた)のまちというのはなかなかない。
前橋には詩の文化がある。
言葉は種だ。その種に羽をつけ羽ばたかせるのは詩である。
羽ばたいた言葉は様々なところに届く。そしてめぶく。
前橋市議会 議員 岡 正己