2018年11月26日

邁進。

匿名性。どこの誰だかわからない。
人間関係を上手くやっていくには必要なことでもある。

地方は匿名性が低い。どこの誰で何をやっている人か、などすぐに繋がる。これは良いことでもあるが、逆に煩わしさを感じる人もいるだろう。

表があれば必ず裏がある。今見えていない部分は必ずあるのだ。
それが何なのか知り過ぎる事が良いこととは限らない。

「知らぬが仏」昔の人は上手く言ったもんだ。
「知るが煩悩」知れば知るほど悩みは増えていく。

会社員の悩みのほとんどが人間関係だという。
しかし人間関係さえうまく行っていれば良い職場と言えるわけでもない。

社長はしっかり稼いで、社員と社員の家族を養っていかなければならない。
そのためにすることは社員のために良いことばかりではないこともあるだろう。

そんな時に、この人について行きたいと思わせるにはビジョンが必要だ。
みんなで一つの方向に向かっていくことで、今は厳しいかも知れないが今よりももっと良くなるはずだと思わせるもの。

会社は辞められるが市民はどうか。嫌なら出ていくという選択肢はとても難しい。特に自分が育った場所ならなおさらだ。様々な縁が絡み合い、助け合って、育てていただいた場所、それが故郷である。

そんな故郷について知れば知るほど課題は増えてく。
課題解決は政治家の仕事だ。課題がなければ仕事はない。邁進あるのみである。

前橋市議会 議員 岡 正己

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