前橋市のお隣、高崎市にあるカルチャーの交差点「REBEL BOOKS」にて、こばやしあやなさんの「公衆サウナの国フィンランド」書籍刊行記念トークに参加した。満員御礼で、今現在のサウナブームをしっかりと裏付けていた。皆、フィンランドにもサウナにも興味津々だ。

フィンランドやサウナ関係の書籍は結構読んでいたので、ふむふむと確認作業。こばやしさんは公衆サウナと銭湯を重ね合わせていた。確かに東京では銭湯は文化として見直されているが、その波はここ群馬までは届いていない。

前橋市は２０１８年に萩の湯という銭湯が閉店し、いよいよ残り３軒となった。これをあと3軒しか無いと思うか、まだ３軒あると思えるかどうかである。まだまだそこに価値は見いだせる。

トークの後、赤城山ブリザードサウナ打ち上げも兼ねた新年会をREBEL BOOKS近所の灯り屋さんで開催。こばやしさんも加わりトークでは聞けなかったさらに濃い、深い話が聞けた。逆に、ガラパゴス化した日本が世界に誇るべきスーパー銭湯のエンターテイメント性を重視した、アトラクションサウナの話などでおおいに盛り上がった。

日本人は何でもかんでも独自に発展させてしまう。そこが面白くもある。とにかくサウナの話から文化の話、人間性に至るまで様々な分析がとても面白く得るものが沢山あった。前橋高崎プライベートサウナ、３月７日テントサウナ同時開催、銭湯復活、話は尽きることがない。今年の滑り出しは最高のものとなった。

前橋市議会　議員　岡 正己