2019年1月17日
日常を面白がる。
水曜日の商店街は休みの店が多い。最近は、やっているお店も増えてきたがやはり商店街はお休みムードである。私は何を食べようか考えてからお店を決めることが多い。しかし、今日は何も考えずに歩きながら決めることにした。以前の職場から近い蕎麦屋に新年の挨拶もかねて入ることにしたが、今日は何と無く蕎麦の気分じゃない。迷った挙句いつも絶対頼まない「ちゃんぽん」を頼んだ。新しい発見があった。
前橋中心商店街女性部まゆの会の「まゆ川柳」が待ち時間をほっこりさせてくれる。「注意書き 読んでつまずく 段差あり」なんて最高だ。商店街には商店街にしかない良さがある。これは面白がれるかどうかにかかっている気がする。情報化社会になり、様々な情報が簡単に手に入るので失敗をしない。失敗しなければ成長はない。地方に行った時には思い切って普段絶対に入らないようなお店に入ってみることもオススメしたい。きっと何か新しい発見があるはずだ。
群馬県は車社会である。目的地までピンポイントで向かい、お店の前の駐車場に停める。予定通りではあるが予定通りでしかない。それ以上を期待して自ら機会を得るには、いつもと違う行動をすることだ。インターネットのサイトなどで簡単に調べられる情報も実際に行ってみるとその情報以上になることもある。自分の頭で考えて自分の足で行動する。これは前橋市のビジョン「めぶく。」にも通じる。行ってみなければ、やってみなければわからない。
ハプニングは面白い。その出来事はいつまでも忘れない体験になったりするものだ。日常の中にも非日常はある。それは何気ない日常を面白がることから始まる。
前橋市議会 議員 岡 正己