2019年1月19日
もともとなにか。
まちなかで、また建物が取り壊された。取り壊されて気がつくのだがそこがもともと何だったか記憶がない。特に主張していなかった場所だと思うので、もともとお店だったところにシャッターが下されていたのだと推測する。
取り壊されて出てくるものがある。1箇所だけレンガになっている。まちなかとは古くよりその文化の集積場所である。もともと何かの建物が立っていて、何かの理由であそこだけ取り壊さずに残ったのかもしれない。そこにはロマンがある。やはりまちなかは特別なのだ。
PTAの集まりがあった。現在私がPTA会長を仰せつかっている敷島小学校はあと4年で150周年を迎える。周年事業の中でも50年の節目はとても大切だ。
140周年を経験した方々との「ケヤキ会」と言う交流会で脈々と受け継がれている。かつて敷島小学校の校庭のど真ん中には大きなケヤキの木が立っていて、ひともとケヤキと言う愛称で親しまれていた。しかし、木の内部が腐り始めていると言う事がわかり、泣く泣く伐採した。その当時私は前橋市のコミュニティラジオ局の取材で伺ったのを覚えている。とてもいいセレモニーだった。
歴史を重んじて未来を見据える。振り返ることも時には必要だ。自分も何かしらは関わって150周年をお祝いしたい。
前橋市議会 議員 岡 正己