2019年1月29日
食はメディア。
徒歩移動できる喜び。それは、街の変化に気づくと同時に、化石燃料の使用により地球を汚すこともなく、体も健康になるという三方良しどころか全方良しだ。相変わらず前橋の街は変化している。中央通り商店街に今度はとんかつ屋さんが出来る。工事中にも関わらずしっかりと宣伝されている。こういうことの連続が人を呼ぶ。建築中を見た人が今度また来てみようと思うはずである。
とんかつ屋さんは「前橋カツカミ」。豚の様々な部位を楽しめるコースなど新しいスタイルのとんかつ屋さんということだ。建築は高濱史子さん。本来商店街とは専門店の集合体である。前橋は豚肉の生産が盛んで、前橋市のゆるキャラも「ころとん」という子豚だ。
豚肉のまちのとんかつ専門店は、まちなかにどのような動きを起こすのか。市民の日常でありながら市外県外からの客人を連れていくこともできるお店が必要だ。普段行ったこともないようなところにお客さんを連れて行っても、そこからは何も得るものがない。食はその地域を伝えるメディアである。市民一人一人がもっと意識することが大切だ。
前橋市議会 議員 岡 正己