2019年2月9日
まちを歩けば。
様々な集まりがある中で、どうしても高校の同窓会役員の集まりだけは車を使わざるを得ない。学校の立地が郊外なためにバスの路線と時間が合わない。前橋市で公共交通機関を駆使するのは至難の技だ。そもそも自宅の一番近くのバス停の名前すらわからない人も多いいのではないか。いや、バス停の名前を知っていたところで自家用車の人がバスに乗る機会は少ない。
前橋市議会では公共交通に関しての特別委員会が設置されている。私は所属していないが先進事例など視察を重ねている。何か一つでも解決の糸口があればと思うがそんなに簡単なことではない。次世代モビリティに思い切った方向転換が必要である。
まちには前橋名物赤城颪が吹き荒れていた。この季節の前橋は大変厳しい。寒い、寒すぎる。春の暖かさが待ち遠しい。
刻一刻と変化し続けるまち。歩けば所々に感じることができる。まちを歩けば何かにあたる。知り合い、新しいお店、ハプニング、季節の移り変わりなど。まちには過ぎていく時をじっくり楽しめる要素がつまっている。
前橋市議会 議員 岡 正己