2019年4月11日
4会派合同視察1日目。
行政視察で東京都練馬区へ。
前橋市議会の会派、新政まえばし、新世紀、前八倶楽部、そして我が会派赤利根の4会派合同で総勢21人。一泊二日の行程だ。初日は東京都練馬区へ。視察内容は(1)ねりま防災カレッジ事業について(2)不登校児童・生徒の学習支援についての2項目。練馬区と前橋市は関越自動車道で繋がっていることもあり、災害時協定を結んでいる。何かあった時にお互い助け合うように約束されている。座学だけでなく防災学習センターの見学も行なった。

練馬区立防災学習センターは統廃合で不要となった小学校の跡地利用として活用されている。阪神・淡路大震災の発生を機に練馬区災害対策条例を策定した。条例の全文の中に「災害に備える上で大切なのは、共に助け合い、自分たちのまちは自分たちの力で守る仕組みを築いていくとともに、その仕組みを時盛大に伝えていくこと」とある。そのために必要な様々なことをこの防災カレッジ事業で補っている。防災学習センターはその会場としての機能を持つ。
ねりま防災カレッジ事業とは、防災に係る①知識や技術学習のための研修機能→ねりま防災カレッジ ②基本的な学習・教育機能→防災学習コースメニュー、出前授業、体験講座 ③最新の情報の調査・広報に関すること→防災展示室 ④相談・助言その他の地域活動の支援→出前防災講座 ⑤活動を行う区民および団体の交流や連携する場や機会の提供に関することと→防災イベントなどでの活動 とそれぞれ5つの項目で5つの事業に分かれている。
①ねりま防災カレッジ
自助、共助のクラス別に分かれての講座、区民防災組織向けカリキュラム、女性防災リーダー育成講座、小学生向けや中学生向けのカリキュラムなど細かく実施されている。プロポーザルにて民間委託されている。
2)不登校児童・生徒の学習支援について

練馬区立学校教育支援センターについての座学。教育委員会が不登校対策方針を策定(1未然防止、2初期対応、3再投稿支援、4社会につなげる支援)し、1未然防止の部分は学校で実施されるが、その他の3つの役割を学校教育支援センターが担う。練馬区の不登校になってしまっている児童生徒の半約分強が利用しているという。
発達障害と学習障害などその原因は様々である。例えば、体の感覚が育ってなくじっと座っている事自体が難しい。眼球の動きがついていかずノートを取ることが出来ないなどがある。
光が丘第一分室つむぎ、フリーマインド(小学生対象)、トライ(中学生対象)、居場所ぱれっと(不登校児の学童のような場所)、スクールソーシャルワーク事業、つむぎフォローアップ(高校生年代対象)と児童、生徒の状態により、様々な段階に応じての居場所づくりをしている。ネリマフレンドという大学生などによる有償ボランティアが自宅に訪問しまずは話し相手になるなどして、最初の扉を開くこともある。
民間委託しているものと、区直営になるものを組み合わせて実施しているが、生徒、児童の状態が多岐にわたるため全てに対応するためには教職員の数などの問題もある。今後の取り組みとして、民間事業者の専門的活用、ICT活用型学習支援、高校不登校生徒等のフォローアップなどがある。
前橋市議会議員 岡 正己



