2019年4月30日

想像を止めるな。

「木馬だ、木馬だ、だ・だ・だ!」の掛け声と共に、カラフルな装いで街を練り歩く。この光景は、アーティスト白川昌夫による駅家の木馬祭りというアートプロジェクトである。

10月26日(土)に開催される本祭がメインイベントであるが、様々なプレイベントが想像され、規模や参加者も拡大されている。そんなプレイベントの1つ、今年の「春の木馬祭り」が盛大に開催された。参加者は70人を越え、用意していたTシャツや、法被が足りなくなるほどだった。弁天通り商店街の大蓮寺の前を出発して、広瀬川沿いを歩き、るなぱあくで紙芝居、子供達に駄菓子を振る舞った後、利根川に向かう。

弁天通りの大蓮寺に祀られている弁天様は水の神様で芸能の神様でもある。神輿を担いで、利根川に弁天様を迎えにいく、そんなストーリーもある。太鼓や鐘を鳴らしながら利根川に向かうこの集団を人々は拍手をもって送り出してくれる。今年は、4月の「春の木馬祭り」、7月に「弁天コンテスト」、9月に「前月祭」、10月の本祭と年間を通じてのプロジェクトとなってきた。前橋は新しい価値の創造都市を目指している。想像することが創造につながる。このプロジェクトの一番の魅力は、想像することでどこまでも広がるその可能性だ。何かを願うためにお祭りがある。お祭りの始まりは想像だ。固定観念をぶち壊し、想像することを止めてはならない。

前橋市議会議員 岡 正己

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