2019年5月17日
桃太郎。
午前中より伊香保方面。ラジオ局時代からの繋がりがある「伊香保おもちゃと人形自動車博物館」の横田館長を訪ねた。夏に前橋のまちなかで開催されるイベントの主催者と繋ぐためである。ラジオ時代からの繋がりが色々と活きてくる。繋がりは財産だ。写真は博物館の一角にあるイニシャルDの藤原豆腐店。ファンにはたまらない風景だろう。
とにかく何かが切れる1日だった。打ち合わせの合間をぬって経理の書類を事務所で完成させなければならない。大きなミッションだ。そんな時にプリンターのトナーが切れた。そしてやらなければいけないことが沢山ある時に限って誘惑はやってくる。
群馬イノベーション会議があるということで予定を変更し会場へ。株式会社JINSの田中社長とホリエモンこと堀江貴文さんのトークセッションだ。なかなか聞ける話では無い。会場は300名の満員で関心の高さがうかがえる。面白い話が沢山あったが、中でも桃太郎の話が面白かった。
「むか〜し、むかし。あるところにおじいさんとおばあさんが・・・・」とはじまるおきまりの物語。物語の最初、川へ洗濯に行ったおばあさんは大きな桃を発見する。そして持ち帰って、桃を切ると中から桃太郎が出てくる。この話の中のどこがポイントかというと、川に洗濯に行ったおばあさんの前に大きな桃が流れてくる。普通の人は気持ち悪がって拾おうとしない。しかもおばあさんは流れてくる桃を探しに行ったのではなくて、洗濯をしに行ったのだ。目の前に訳のわからないものが流れてきてそれを家に持ち帰り包丁で切る。これが重要だ。
おばあさんの行動力により桃太郎が産まれて鬼退治ができたのだ。我々の前にも大きな桃が流れてる。皆それを拾って切ろうとしないだけだ。なるほどとても刺激的。桃を拾いまくって切りまくっていこうと思う。
その他たくさんの刺激的な話が聞けた。「自分の魅力は人に見つけてもらう」という言葉も響いた。これからはコミュニケーションの時代になる。たくさんの人たちとの繋がりで自分の事を知る。VIPルーム、ホスピタリティルームの大切さなど堀江さん目線のトークからはたくさんの気づきを頂けた。
トークセッション終了と同時に事務所に戻り資料作成。細かい修正を施し、いざ印刷。今度はコピー用紙が切れた。急いでコンビニに向かう。なんとコンビニのコピー用紙も品切れだ。近くのスーパーに急ぎコピー用紙を購入。いざ、資料を印刷し今度は領収証の貼り付け作業へ。なんとのりも切れた。スティックのりの下の部分をいくら回しても出てこない。そうこうしているうちに予定の時間になってしまった。時間切れである。資料の仕上げは明日に持ち越しとなった。
これからは、私の前に流れてくる桃をスパッと切れるか。とにかく切れる1日だった。
前橋市議会議員 岡 正己