2019年6月19日

川見。

徒歩通勤で広瀬川の勢いを確認。前橋の風景を常に感じる事が出来る場所に住める喜びを感じる。

チェアリングという言葉がある。持ち運び用に軽量化された椅子を野外に設置し、そこに腰かけて飲酒(別にお酒だけに限らず)などをしながら過ごす行為を指す造語である。各自が椅子を持ち寄り、どこでも居場所になることでその場の価値を高める行為だ。日本チェアリング協会というものもある。前々から思っていたが広瀬川は絶好のチェアリングポイントである。緑道もあり、もちろん座るだけでなく歩いてもとても気持ちがいいのは言うまでもない。花見という日本独特の文化があるが、川見というものがあってもいい。皆自分でアウトドア用の椅子を持ち、川を見ながら話す。日本チェアリング協会ではクランピングという行為も推奨している。

以下クランピングの説明
クランピングとはF字型クランプと板を使って手すりなどに固定し「即席のカウンター」を作ってしまうことです。詳しくはPDFをご覧ください⇨ https://d.kuku.lu/1a933e986e   要はチェアリングと同じで「いかにこの時間と空間を楽しむか」なのではと考えています。チェアリングは個々が椅子に座るという状態ですからパーソナルな指向が強いですが、このクランピングは「街に寄り合いを作る」という楽しみがあります。ありそうです。それをあなたと確かめようじゃありませんか。

これも広瀬川沿いはベストスポットだ。以前広瀬川沿いにHEVENHELLというBARがあった。そのBARはクランピングを実践していて川を見ながら横並びで話すと不思議と様々な話が出てしまう。川見の時代到来か。6月議会の総括質問で公共空間の利活用に関する質問の中で水辺にまつわる質問もした。

以下質問と答弁
□質問 前橋市では、特に中心市街地で、駅前ケヤキ並木のストリートバルや、弁天通りの弁天ワッセなど、道路を活用したイベントが多く見られるようになってきている。また、道路はもちろん、広瀬川沿いの歩道や橋の上など、普段は何も生まない公共空間の利活用をさらに促進する事で、その場所の新しい価値を創造することができるのではないか。特にイベント時の一時的な使用だけでなく、占用許可等の規制を緩和しながら、日常的に公共空間を活用することができれば、にぎわい創出につながるものと考えている。そこで、こうした道路や水辺の利活用について、現在の状況と今後の取り組みについて聞く。

□答弁 道路や水辺の利活用状況については、現在、都市再生整備計画に位置付けたまちづくり公社により、中央イベント広場における一体的な利活用や駅前ケヤキ並木の歩道内にオープンカフェ等を設置する計画など、交流人口の増加による賑わい創出を目的とした、公共空間の利活用に取り組んでいる。今後の取り組みとしては、現在策定中のアーバンデザインにおいて、道路や水辺、広場等の積極的な利活用について、民間のニーズやアイディア等の意見収集を行いながら検討を進めており、国土交通省の制度による規制緩和策等を活用しながら、広瀬川などの水辺空間においても利活用を進めてまいりたいと考えている。

広瀬川に更なる期待ができるようだ。新しい価値の創造、それは我々の日常を様々な角度から見ることから始まる。

前橋市議会令和元年第2回定例会も閉会となった。最終日は1つの議案と意見書の評決のみで一瞬で終わった。6月議会も終了し、9月議会までインプットの時間が始まる。議会と議会の狭間の時期にやらなければならないことが多い。というよりこの時期に何をするのかが重要である。自分の頭で考えて自分の足で行動し、パワーオブスモールを常に心がけて、普遍を偏集する。

前橋市議会議員 岡 正己

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