2019年8月2日
大前橋帝国。
前橋市のまちなかにある美術館「アーツ前橋」の意見交換会に出席。市議会議員と年二回実施している。現状報告と課題を共有し意見交換する。昨年度に会館5周年を迎え、会館当初からの年間来館者数10万人の目標を3665人超えた。地域の美術館としての役割は多岐にわたるが、私はやはり教育の部分に期待したい。
議会でもなんども質問させていただいているが「アーティストインスクール」という取り組みがある。市内の小中学校にアーティストを派遣して滞在制作を行ったり、ワークショップを行ったりする事業だ。今、教職員の多忙化が問題視される中、アーティストという外部の人間ができることはとても大きいと感じる。学校の先生は教育指導要領の範囲で教育を行うように定められている。しかし、社会に出た時の問題はその枠の中で収まるものばかりでは無い。これからの予想不可能な社会において何が必要なのか。
答えは美術館の中にあるのかもしれない。
現在開催中の「山本高之とアーツ前橋のBEYOND20××」展。「さんをつけろよ!デコスケ野郎!」というセリフが思わず出てくる感じです。
前橋市議会議員 岡 正己