2019年8月8日

一体感。

学校と地域が連携・協働を図るための研修会に参加。前橋市内の各学校から2名程度の代表が出席する。

前橋版コミュニティ・スクールを推進していくための意見交換もあった。そもそもコミュニティスクールとはなにか。子供達の学びの充実ために、学校だけではなく、学校を取り巻く地域やボランティア、学校評議委員と連携協働していく組織のこと。前橋版コミュニティスクールとは学校支援協議会という組織のことらしい。

コミュニティスクールと学校支援協議会というのは意味が違う気もするが、とにかくそういうことだ。例としてあげられていたのがこの図である。

先生だけでは限界があるので地域で連携して様々な力を集結させて教育していこうという感じである。ポイントは3つ。1、今ある機能や組織を価値づけること 2、教育活動の立案・実施・評価・改善に地域の方や保護者の参画の場を提供する 3、学校のニースと地域のニーズや教育資源をマッチングさせる

この3つのポイントがあるということだが、この3つそれぞれフェーズが違う。あと学校のメリットはとても見えてくるが地域のメリットが見えずらい。地域のメリットがもっと前面に出てくれば進んでいくように感じる。

推進計画を作ることが必要に思う。そのとき先にあげた3つのポイントをうまく活用していく。まずは、今ある機能や組織を洗い出し、チーム編成を組むことで価値をつけ、お互いに認識させる。横のつながりによって情報共有がはかれることにより問題解決に向かう可能性も出る。学校のニーズだけではない地域のニーズも同じテーブルに乗せることで問題を見える化させる。その地域らしさという部分も洗い出し、学校も地域も同じ方向を向けるようにする。そこで初めて、校長先生の指針に触れ、その地域らしい教育活動の立案・実施・評価・改善につながってくるのではないか。地域の人たちが関わってその学校らしさを出していくことができれば学校がもっと地域に入り込める。その学校があることに意味が出て地域の一体感が出る。私はそう考える。どうやっていけばいいのかという推進計画を示していくことが必要だろう。

毎年8月第一水曜日の恒例行事といえば前橋市千代田町二丁目納涼祭だ。中央通り商店街が会場でアーケードがステージと化し、大盛り上がりとなる。水曜日に休みのお店が多いのでお店の人たちが総出で準備しおもてなしをしてくれる。

この光景もまさに前橋を感じる光景だ。アーケードに惹かれ、集う。里帰りしてくる人もいてまさに地域の行事の良さがある。この納涼祭で歌い続けて20年、千代田町二丁目専属歌手『小田えつこ歌謡ショー』によってアーケード下は本当に一体感があり、老いも若きも大はしゃぎだった。

前橋市議会議員 岡 正己

過去の活動報告

過去の活動報告

あかとねの日々の活動レポート

赤利根では、所属議員の活動や議会の情報について「赤利根ジャーナル」を通して皆様にお伝えしています。

お問い合わせ

お問い合わせは、下記からお願いします。

E-mail: info@akatone.net
Address: 〒371−8601 前橋市大手町二丁目12−1