2019年10月14日
お囃子。
台風一過。全国の甚大な被害が明らかになってくる。日本は災害大国だ。毎回災害が起きるたびにそのことを実感する。前橋の3大祭、「前橋まつり」も長い歴史の中で初めて中止の判断をした。前橋まつりは市民の発表の場である。ハレの日のために毎日毎日練習してきた。6年生にとっては一生で一度しかないとても重要なお祭りだ。
住吉町1丁目のお囃子。本来とはかなり形が変わってしまって、集会場での発表となった。しかし、じっくりとしっかりと練習の成果や思いなどが伝わってきた。災害時などでも発揮されると思うが、町内のつながりはすごい。前橋のような地方都市の魅力のひとつとして前面に押し出していけると思う。お囃子は、まさに地域で行う子育てだ。お隣さんとの付き合いがめんどくさいなどという時代は平成に置いていくべきである。今こそ地域のつながりを深め助け合って生きていく時代だと強く感じた。
前橋市議会議員 岡 正己