2019年11月4日
あの頃。
子供達の習い事のため朝から夫婦分担して挑む。私は息子の剣道、妻は娘のエレクトーンの発表会。
休日にはいろいろな大会や発表会があるので家族の予定も優先的に決まる。子供達が大きくなるにつれ、連休でどこかに行くなんてことはなかなか難しくなってくる。成長の嬉しさと共に、寂しさも感じるが様々な体験をさせてやることが将来なんらかの形で生きてくるのだと思う。そんな成長過程の子供達と、自分が子供の頃を重ねてみる。あの頃は何を考えて毎日過ごしていたのだろう。小さな頃の様々な体験がその人を作っていくという。人生には必ずターニングポイントというものがいくつもある。怒られたり、褒められたり、負けたり、勝ったり、人によって様々であると思うが、問題はその時に自分で気がつくかである。自分で気がつかないと意味がない。親や指導者は、子供達が自分自身で気がつきように仕向けていくしかない。指導者達の子供達への真剣なアドバイスは聞いている親にも響く。あの頃の自分にも言ってやりたい。
前橋市議会議員 岡 正己