2019年12月2日

イメージ。

名古屋の覚王山というところに、KAKUOZAN LARDERというハンバーガーショップがある。ハンバーガーショップと言ってもオリジナルグッズはじめ、限定販売のアーティストとのコラボグッズなどの販売している、ちょっとユニークでとってもいけてるお店だ。壁のKIOSKコーナーもとってもイケてる。GOODSを家族へのお土産に購入した。

店名に「KAKUOZAN(覚王山)」とその地名がしっかりと入っているところなどシビックプライドを強く感じる。例えてみるなら前橋でその地名がしっかりと店名に入っているところがあるだろうか。なかなか見当たらない。築地銀だこ、お好み焼き屋KANSAI、サッポロ一番など地名が入ったものはよく見かけるが、前橋の地名をそこに入れ込むというのはなかなかできることではない。いや、前橋にもあった。モン・コナモンというお店の敷島公園プリンや、シェ・スナガが考案した前橋のシンボルのひとつグリーンドームという豚肉料理を思い出した。しかし、それでもなかなか多い方ではないと断言できるだろう。

お土産という感覚がある。そこでしか、そこに行かないと買えないものが喜ばれる。インターネットを使ってどこでもなんでも買える時代になってきたが、それでもお土産は無くならない。そこに旅先のエピソードなどがあればなお良い。お店だったり商品だったりブランドに地名を入れ込むのは勇気がいることだが、その土地のブランド力があらかじめ高ければ話は別だ。このブランド力とはイメージ。イメージが良い場所はネーミングに使われる。京都であるとか横浜であるとか全国にはいくつもある。

私は名古屋にいたため行くことが出来なかったが、そんな前橋のイメージを強烈に発信したイベントが東京ミッドタウン日比谷BASE Q であった。「東京にまだ豊かさはあるか?」と問いかけてくるコピーもいい。振り返りの記事から、前橋のこれからが語られ多くの人たちに発信されたのだと思う。イメージが重要だ。何処かに行くのも、何かを食べるものまずはイメージすることから始まる。その時イメージに浮かばなければ選んではもらえない。前橋のイメージは良くなってきていると感じている。しかし、そのイメージを数値化することはなかなか難しい。

前橋市議会議員 岡 正己

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