2020年1月8日

アートと地域。

前橋商工会議所新年互礼会に参加。前橋市に関わる全ての方々が参加しているかのような顔ぶれで、多種多様な前橋で活躍されている方々と新年の挨拶を交わすことができた。

途中退席される方も目立ち、テーブルの上には食べ残しなどが山盛りになっている席もあり罪悪感にかられた。宴会のような催しの時にいつも気になってしまうが何かいい方法はないだろうか。

アーツ前橋事業説明及び意見交換会に参加。現在開催中の「表現の生態系」は1月13日までの開催。こちらとってもオススメだ。ちょっと難しいと感じるかもしれないが、アートに興味ないという方のアートという固定概念を広げてくれる内容になってる。

前橋の新しいキャラクター「風男」にも会える。意見交換会参加議員は私含め5人。議員全員(現在は35人)に案内を出しているということだが、それぞれ忙しいようだ。選挙も近いからか。2月8日から始まる新しい展示「前橋の美術2020」には企業、個人問わず協賛金が200万程度集まっているという。関わっている人が増えてアーツ前橋を中心に渦を巻いてくる。「前橋の美術2020」は入場無料。

「アートゆい」という活動の紹介があった。 地域の学校及び福祉施設、病院等において「前橋の美術」の参加者が提供しているアート活動。現在、福祉施設と中学校で月に一回の割合で行っているという。非常に面白い取り組みだ。また、合併したわかば小学校はコミュニティスクールを導入しているので、校舎内に展示室があることで、地域の人を招き入れる仕組みがある。これもアートが教育と地域の橋渡しとなっている好事例である。

住友館長の紹介で興味深いものがあった。ICOM憲章の博物館の定義である。新たな定義案 として「過去と未来についての批判的な対話のための、民主化を促す、包括的でさまざまな声に耳を傾ける空間である。 博物館は開かれた透明性のある存在であり、人間の尊厳と社会正義、全世界の平等と地球全体の幸福に寄与することを目的とする」(抜粋)とあった。今後様々な変化が起こっていくそんな予感を感じることができた。

「表現の生態系」の最後の展示室は猫の彫刻と絹神様が置かれている。養蚕農家の害虫駆除に猫が一役買っていたということに由来するらしい。ほんと勉強になることばかりだ。アートを通して地域を知ることができる。

前橋市議会議員 岡 正己

過去の活動報告

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