2020年2月17日
便利店。
近所にコンビニができるらしい。
大新という中華料理屋と寿司屋の後らしきものが取り壊されたと思ったらすぐに箱が建っていた。この箱だけでもコンビニとわかる。プレハブ構造のスピード感はものすごい。大新という町中華から、どこにでもあるコンビニへと一瞬で景色を変えてしまう。
コンビニは便利である。徒歩&自転車移動が多い私にも非常に助かる。その便利さと引き換えにその土地オリジナルなものが無くなってしまうとしても便利なものはやめられない。そこにはイノベーションがあるからだ。一度知ってしまうと後戻りはできない、Suicaのようなもの。24時間営業に慣れてしまって何かを買いだめすることも少ない。中にはコンビニを冷蔵庫代わりにして、部屋に冷蔵庫がない一人暮らしの人もいるくらいである。コンビニが冷蔵庫化しているのだ。そのくらいコンビニが近くなくては満足できない人もいる。
しかし昨今、便利だからとされていたコンビニの24時間営業に疑問の声もある。便利なものはどこかに代償がつきものなのか。便利とはなんだろうかと考えてみる。便利を英語にしてみると「Convenient」となって納得してしまった。その名の通りである。
前橋市議会議員 岡 正己