目の前に障害物がある。それを乗り越えなければ先には進めない。その時どのように乗り越えるか。ただ乗り越えることもできるが思い切って飛び跳ねて飛び越えてみてはどうだろうか。子供の頃に思い切って飛び越えた経験は誰にでもあると思う。どんな時にも楽しむ心を忘れてはいけない。

近所にはいつもと全く変わらない時間が流れている。目には見えないものはウイルスだけではない。差別や偏見なども目に見えない。ウイルスと同じでこの平和に見えるいつもの時間にも存在している。感染者の中傷がネットを中心に相次いでいる。誤報もたくさん増えてきている。ウイルスも怖いが人間も怖い。

全国の自治体では様々な動きがある。国がやるべきこと、県がやるべきこと、市がやるべきことそれらがうまく整理できていない現状で動くことはなかなか難しい。そんな中、静岡県御殿場市は４月８日、新型コロナウイルス感染拡大防止策として、感染リスクが高いとされるバーやナイトクラブなどに営業自粛を要請し、応じた店舗に独自の補償を行うと発表した。市によると、今回の事態で自治体が休業する店舗に補償を行うのは全国で初めて。財政調整基金を取り崩して財源に充てる。
※「バー、キャバレー、ナイトクラブ」とは、日本標準産業分類における細分類「7661バー、キャバレー、ナイトクラブ」に該当する店舗・事業所。
※居酒屋、食堂、ダイニングバーは対象外。
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各市町村が踏み込んで行かなくてはいけない時期に来ている。国を頼っていてもただ闇雲に時間がすぎていくだけだ。

前橋市議会議員　岡 正己