2020年5月13日

ゴールデンバリカン。

山本群馬県知事は群馬県を14日付けの(第1弾の)緊急事態宣言解除の都道府県からは外してもらえないかと西村康稔経済再生担当大臣に要望した。理由はあるし、理解できなくもない。しかし今必要なのは群馬県独自の新しい生活様式や出口を示すことではないか。

我々は緊急事態宣言が出る前から強制されるわけでもなく自粛しているし、不要不急の外出はせずに皆それぞれ知恵を絞って生活している。経済活動の再開は急務。その時の基準も早急に示していかなければならない。ポイントは市、県を跨いでの越境に対しての考え方。不特定多数が集まる場所への対応。会った人、行った場所などの正確な把握などをそれぞれがしっかりと行っていくことだ。

群馬県の地元紙上毛新聞に新型コロナウイルスにより理美容業界経営打撃という記事があった。自粛要請の対象にはなっていないが対面接客で3密を防ぐことが難しい。私は自粛が促されてから調髪には行かず、髪が伸び放題、マスクのしたは髭伸び放題となっていた。こうすることでマスクをしない場所には行けない、人前でマスクを取ることはできない、と言う行動に制限がかけられる。また髭の長さと自粛期間を重ねながら緊急事態宣言の解除を待っていた。理美容業界が大変という記事の影響もあり、自粛要請の対象になっていないということもあったので、緊急事態宣言解除前だが自分の判断で調髪を解禁することにした。ヒアリングも兼ねて2ヶ月半ぶりの調髪へ。実はマスクで隠れる部分はこのように髭に包まれていたのだ。

私が伺った理容室は入り口の扉を開けて完全予約制でマンツーマンで調髪を行ってくれた。話を聞くとタイミングよく広告を出したこともあり、大打撃という感じまではいかなかったとが影響は大きいと言う。「短めで」とだけ伝えると仕上がりはこんな感じ。

ちょっとさっぱりしすぎた感もあるが、自粛解禁への願いを込めてマスクの下も準備万端となった。店主が銀のバリカン型のネックレスをしていたので「良いですね〜〜♪」なんて会話をしたら、「安物ですよ〜メッキですよメッキ!!」なんて会話を交わした。

調髪も終わり、お会計も終わり、コーヒーを飲みながら補助金の話や理美容業界のことをお話しした。帰ろうと思いネクタイを締めなおしていると「よかったらこれどうぞ!」と金のバリカン型のネックレスをいただいた。

「あなたが落としたのは銀のバリカンですか?それともこの金のバリカンですか?」ではないけれどとにかく金のバリカンをいただいてしまった。

岡 正己はゴールデンバリカンをゲットした。

前橋市議会議員 岡 正己

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