アーツ前橋の市議会議員に向けたギャラリーツアーに参加した。
参加した議員は自分を含めて１０人。３８人中の１０人である。
一人も来ていない会派、全員参加している会派もあり、その関心はまちまちである。

今回の展覧会は3回ほど見ているが学芸員の説明がつくと印象が全然変わる。

新しい価値をもらえる。
説明がついて初めて納得できるものも多い。

一般の方向けにも学芸員のギャラリーツアーは開催しているので
現代アートや美術館に行きづらいと感じている人はぜひ参加していただきたい。

美術館を出る頃には別の視点が身についているかもしれない。

文学館では萩原朔美館長のお話。
今後の展望を聞いた。とにかく若い人に来館してもらうため色々な仕掛けを考えている。

ムットーニのからくり人形はすごい。
色々な事情があると思うが、常設になったらいいと思う。

6分間で世界がガラリと変わる。詩はその言葉に導かれて人の脳内を拡張するものだ。

想像力がなければ楽しめるものではない。その情景、におい、味などどこまで想像できるか。
想像力がある限り詩に限りはない。

アーツ前橋の発行しているフリーペーパー「&ARTS」を手に取った。
議員になる前に自分も関わっていたのでとても考え深い。

現在、滞在制作しているインドネシアのアーティスト
イルワン・アーメットとティタ・サリナの話。

イルワンとは一度お会いしたことがある。
外国人と触れ合うたびに、もう少し英語が話せたらと思うが
その辺は熱意でカバーするしかない。

&ARTSは年に何回か発行しているが大きいタイプと小さいタイプの２パターンある。
今回は大きいタイプで、広げるとその大きさはA1になる。
A4がよくあるノートの大きさなのでその８倍である。

A1いっぱいに萩原恭次郎の作品。どこかに貼りたい気分にさせてくれる。
アーツ前橋などでフリーで配っているのでぜひ手に取ってもらいたい。

アーツ前橋は平成30年1月9日「前橋初市まつり」の日は無料で開放される。
是非行ってほしい。屋上からは赤城山がよく見える。

前橋市議会　議員　岡 　正己