2020年5月27日
メッセージ。
弁天通り大蓮寺からのメッセージ。
言葉には様々な力がある。良い力も悪い力もあるだろう。コロナ禍によってコミュニケーションについてよく考えるようになった。現代社会は様々なコミュニケーションが溢れている。手紙や贈り物などなかなか会えないからこそ出来るコミュニケーションもあるし、匿名であるからこそ成り立つコミュニケーションもある。そんな中、誹謗中傷と言うキーワードが突出した。誰かを傷つけることでしか自分の価値を示せない人達もいる。顔が見えないコミュニケーションというのは誤解も招きやすい。考えられる対策は言葉を極力丁寧に、誠実に使うこと。どうせ力があるなら良い方に使いたい。
緊急事態宣言が解除となり段階的に様々なことができるようになる。しかし、今までと同じように催し物を企画することはとても困難だ。先が読めなすぎる。慎重に、段階的に様々なことができるようになったら、また第2波第3波が来る可能性もある。全国各地のお祭りの中止が聞こえてくる中、例年秋に行われている「前橋まつり」はどうなるのか。中止の判断は安全で簡単だが、できることを模索していく必要もあると思う。いつまで続くかわからないコロナ禍でのお祭りの考え方を示すのは大変難しいがやらなくてはならない。
前橋市議会議員 岡 正己